今日はワンチ君の七回忌。


岡山県で生まれて育ち、6年前の2007年の今日、大分県で17歳の天寿を全うしたワンチ君。正しい名前は、ワンチンコンチンです。残念ながら、みんなで奈良に来ることはできなかった。そしていま、殿は15歳、陸は14歳、ふたりとも老いを感じさせますが、まだまだ元気ですよ。今日はしばらくの間、かあさんがワンチ君の遺骨をしっかり抱いていましたよ。もう少し、見守ってくださいね。ありがとう、ワンチンコンチン。



東京から届いた、いただきもの。

ずーっとずーっと昔の30年くらい前の、私がまだ30代での東京の、とあるデザイン会社でほんのちょこっとだけど一緒に働いていた青木美詠子さんから、クッキーが届きました。というのは2年くらい前の秋に、青木さんが我が家に遊びに来て、そのときに妻といろいろ料理の話しになって、じゃ〜栗の渋皮煮を送ってあげるね、ということになり、毎年どっさりの栗から渋皮煮を作って多くの妻の友達に送る、その中のひとりになった。で、彼女も渋皮煮のお返しに、何かを送ってくれる。却って申し訳ないと思いながら、ちょっぴりお返しを楽しみにしたりして。今回はお知り合いの方がやっているお店のクッキーでした。青木さんは、いわゆるスナック菓子とかをほとんど食べない。というのは、スナック菓子などに多く含まれるもろもろの食品添加物がカラダに合わないことが多くって、できるだけ自然素材を活かした食品を選んでいるそうな。味に鈍感な私でも、もう60歳を過ぎちゃうとさすがに塩が強く味が濃すぎるスナック菓子はまったく食べない。むしろ、いもかりんと、大学いも、とかのなるべく素材の持ち味を生かした食べ物が恋しくなるし、その方がカラダに良いのだ。さて、青木さんが送ってくれたクッキーです。その中の一種類、メイプルグラノーラを食べてみました。(写真の右下です)私はオートミールが嫌いなんだけど、そんな感じがまったくなくって、口に入れるとそのミールの粒子が細かくってサラサラしている。メイプルのやんわりした甘みがしつっこくなくって、おいしくってクセになりそう。妻は、黒ごまスティックを食べた。(写真の左下です)ごまの香りがすごく良くって、あっさりしてとっても食べやすかった、らしい。だって、私は食べてないもん。へえ〜、美詠子ちゃんの選ぶものは、さすがに違うねと感心しながら、中に入っている説明のしおりとかを読んでいると、卵・乳製品不使用となっている。バターの代わりに菜種油を使って作るそうな。私が食べたメイプルグラノーラの材料は、オートミール、小麦粉、菜種油、アーモンド、メイプルシロップ、くるみ、レーズン、塩。なるほど、食品添加物を一切使っていない。いや〜、カラダにやさしいし、おいしいわ。本当に、カラダのことを考えて作っているお菓子って少ないもんね。いいなあ東京は、なんて、ちょっと懐かしく思った次第。青木美詠子ちゃん、おいしいやさしいクッキー、ありがとう。おいしいよ。おいしいから、ゆっくりじんわり、味わって大事に食べますから。むさぼりくっちゃ〜、バチが当たるね。

このクッキーを作ったお店は、ちいさなおやつの工房、foodmood(フードムード)といい、なかしましほさんのお店だそうです。ホームページのアドレスはこちらです。
http://foodmood.jp/
通販はやっていませんね。そりゃ〜、小さなお店でしょうからね。だから、ていねいにつくれるものだけの少量しか作らないんだろうな。

青木美詠子さんのホームページ
http://www.aokimi.com/
青木美詠子さんは「ずぼらな青木さんの冷えとり毎日」という本を出しています。冷え性でお悩みの方はぜひご参考に。本屋さんでね。