なぜ普及しない、日本で電動バイク。

去年の秋に、ホンダから電動バイクが発売されたらしいけど、見たことがないんだよね。で、噂では、中国では電動バイクが大人気とか。ほら、オリンピック前の北京は、排気ガスや工場の排煙とかで、毎日、スモッグがかかった状態になっていたことで有名だった。北京の街って、空気だけでなく、街や道路までは汚いといわれていた。ところが、オリンピックを契機に、政府は北京の街や空気をきれいにしようということになったらしい。で、ガソリン燃やして排気ガスを出して走るバイクより、ガソリン不要の電動バイクを奨励したという背景があったという。

で、日本にもバイクはあります。やたら音がうるさくって、白い煙を出しながら走っているバイクだってある。特に郵便局のバイクって、うるさいですよね。私なんぞ、道を歩いていると、後ろからバイクがまかり通るとブンブンと音を立て、その音で私たちを道路の隅に追いやっている。そんな走りかたをするんですね、郵便局のバイクは。冷静に走行車の騒音を聞いていると、明らかにバイクの音の方がうるさい。本当に、なんとかなりませんか。

で、ホンダのバイクに期待したんだけど、本体価格はなんと45万円ちょっと。これじゃ〜、普及するわけがないじゃない。中国の電動バイクは、3万円から4万円くらいで中国国内で売られている。これが日本に持ち込まれると10万円になるそうな。電動バイクが普及するか、しないかで、中国から技術的にも負けるんじゃないかな。今の日本では、日用品や衣料品で粗悪な輸入品が溢れている。なんで、日本の人がそれを買うかというと、安いから。でも、安くっても粗悪だから、直ぐに破れたり壊れたりするんだよね。いつも言っているけど、2倍高くても、3倍以上は使いこなせる商品があればいいけど。

でも、ホンダの電動バイク、45万円は高すぎる。もちょっと値下げしてくれませんか。もちろん、品質の維持はそのままでね。政府だって、国産の電動バイクに補助をしなさいよ。だって、ガソリンの消費が減り、大気汚染が減り、騒音も減るんだから、万々歳ではないか。矛盾だらけのエコカー減税より、国産電動バイクの推進ですよ。日本を静かに、空気をきれいにしましょうね。郵便局の配達バイクも、すべて電動バイクにすれば、街は静かになりますよ。本当に、うるさいんだから。中国に、遅れをとりますよ。