土用丑の日、我が家は鱧の蒲焼き。


今日は、土用丑の日。本日、スーパーへ買物に行った妻が、びっくりしていた。売場はなんと、国産鰻で埋め尽くされて、なんとか産ウナギのオンパレードだったという。もちろん、そんなウナギを買っている人も多かったという。びっくりしたというのは、いつもなら中国産ウナギが半分は占めているはずなのに、それが見事に国内産ばかり。不思議な光景ですね。ま、単純に産地擬装だと思う。だって日本で流通しているウナギの90%以上は中国産か台湾産だからね。当然、妻はウナギを買いません。私だって、そんなあやしいウナギは食べたくないから。ま、その内に、おいしいウナギを食べに行くために、しっかりと国内産のウナギを使った良心的なウナギ専門店を、奈良で探しておかなければ。

そういえば、2年くらい前に、ショッピングモールに行った折に、トンカツ屋さんに入った。そこでもウナギがあったので、妻は注文した。私はウナギを選ばずに、蕎麦にした。で、運ばれてきた妻の鰻重を見て、やっぱりね。特有の香ばしい香りもない。一目見てベタベタした感じ。ま、トンカツ屋さんのウナギだからね。後でどうだったと妻に聞くと、おいしくなかったという。そんなトンカツ屋で鰻重を注文する方が間違っている。どうせウナギも丸々と太らされた中国産でしょうね。どうせ食べるのなら、ウナギにも、裁き方にも、焼き加減にも、タレにもこだわった専門店で食べたいからね。

そんなわけで、妻がスーパーで買ってきたのは、鱧でした。でれ〜んとでっかいのが480円で、ウナギの半分以下の価格。おまけに国内産です。それを蒲焼きにするという。ナイスな選択だね。これぞ、粋というものです。ウナギのように脂のノリはないが、さっぱりとして食べやすい。残念ながらタレは市販のもの。いつもは、醤油1、砂糖1、味醂1に、酒を加えて作るそうだが、作ってから一定期間寝かさないとダメなので、手作りタレは断念だそうな。妻の手作りタレもおいしいんですよ。隣にあるのは満願寺唐辛子。関西ならではの京野菜です。これもおいしいんだな。

ベランダの喫煙が迷惑という投書。
マンションの隣の住民が、ベランダでタバコを吸う煙が、窓から入ってきて迷惑だという内容の投書が朝日新聞に載っていた。その喫煙者はほぼ1時間ごとにタバコを吸うそうな。で、それに対して、投書主は扇風機3台を窓際に並べて空気清浄機で応戦しているらしい。さらに2人のお子さんがいて、時々喘息の症状が出るそうな。どうして、お隣さんと直談判しないのかね〜。窓を閉めてエアコンをかけたらいいのだけれど、子供たちはエアコンが苦手だそうな。

賃貸なら直ぐに引っ越せばいいだろうけど、分譲だとそうもいかないだろうて。一生の買物をして、環境が最悪だったら生活も性格も荒れてくるだろうから、ご注意を。この投書主が、どうして直談判しないのか不思議だけど、喫煙者の方にこそ空気清浄機を買って貰うのが同然だと思うのに。

ま、投書主は異常なくらいにタバコの煙に嫌悪感を持っているんだと思う。集合住宅でタバコを吸うなんてけしからんといっているのだから。住所は鎌倉らしい。この辺りは閑静なところだけど、自動車もとっても多いです。タバコの煙より、自動車の排気ガスの方、よっぽど健康維持には悪いはず。なんで喫煙者ばかりが批難の的になるのか。それは個人だから攻撃しやすい。自動車を攻撃することは、大会社を攻撃することになり、日本の産業を揺るがしかねない。そんなわけで、タバコばかりが目の敵にされるのですよ。

自動車の排気ガスって、無害な二酸化炭素や水蒸気ばかりではない。いくら排ガス基準をクリアといっても、一酸化炭素や窒素酸化物、粒子状物質が少ない量ですが排出されます。少ない量といっても、何万台と車が走れば、膨大な量になります。轟音を響かせて走るバイクがありますよね。整備不良のバイクほど、大きな音が出る。こんなバイクだとさらには有害な炭化水素硫黄酸化物が混じっている可能性がある。だから、ガソリンで走るクルマやバイクをなくせば、タバコを禁止させる以上に、空気を清浄にさせる効果があるのですけれどね。騒音だって少なくなるし。ま、この秋に売り出されるホンダやヤマハ電動バイクに期待しましょ。