庭に穴が、ボコボコと。


最近、庭に小さな穴が、ボコボコと開いている。なんだ?そうか、頭上でシュワシュワと鳴いている。蝉の幼虫が、地面から這いずりだした穴なんですね。

地中に数年間暮らして、やっと地上に出たわけです。アブラゼミは、だいたい6年間を地中で暮らす。てっことは、私たちがこの家に引っ越してきたのが、去年の5月だから、私たちよりもずっと古い主ですね。

それはそれは、大先輩。せっかく地上に出てきたところを、ご挨拶もできずに失礼しました。お元気でお過ごしください、と言っても、バタバタ飛び跳ねて1週間くらいですね。

今年は、ウシガエルの鳴き声が家まで聞こえなかったが、蝉時雨は十分に味わっています。ちょっとうるさいけど、1週間の命。存分に鳴いていただきましょう。それにしても、今年は蝉の抜け殻が少ない。穴はいっぱいあるのに。もしかして、蝉じゃない?まさか、妖怪?あっ、3メートルくらいの高さの木の枝に、抜け殻がぶら下がっている。そんなに高いところまで。ジャマはしませんから。

昨日はムシムシだったが、今日は少しが風が心地良い。梅雨前線が南に下がると、こんなに空気が違うんですね。関東は雨が降っているんですね。そっちは確か梅雨明けのはず。気象庁も、間違いを認めなさい。梅雨明けは、誤発表だったと。ま、私は、夏は夏らしく過ごせればいいんですよ。あんまり暑すぎるのは困るけど。


近畿大阪銀行が、電動自転車で地域営業へ。
近畿大阪銀行は、これまでミニバイクで営業周りをしていたが、これを順次に電動自転車に切り替えるという。営業用の自動車も、大幅に減らすという。朝日新聞にも、ネットにも記事が掲載されていました。大したニュースではないんだけど、じっくり考えてみると、経費の削減だけでなく、限りなくエコですね。いい動きですね。

ミニバイクの営業というけど、このミニバイクって結構な騒音を出すんですよね。それが電動自転車に変わるということは、二酸化炭素排出だけでなく、ささやかながら騒音も減ることでしょう。大阪市内の数キロエリア内で、そんなに荷物を必要としない営業なら、バイクから自転車にすると街が静かになりますね。

静かすぎるハイブリッド車に、ワザと警告音を装備して、走らせたら安全だ、というお馬鹿な人がいるという。そもそも街が、騒音に溢れすぎているから、人間の感覚が鈍くなるんですね。そんなわけで、いいぞ、近畿大阪銀行。他の企業も、見習ったらどう?

そういえば、私が東京の杉並に住んでいたとき、住宅街の中をクロネコヤマトさんが自転車のうしろにリヤカーのような荷物の大きな箱をくっつけて、あちらこちらへと走り回っていた。住宅街というのは、一方通行が多いから、自転車の方が小回りが効くんだなあ、と感心した。これも二酸化炭素を排出しません。騒音もでません。

だから、ピザの配達とか、新聞配達とかを、電動自転車にすると静かなんだけどな。電動バイクでもいいんだけど。確かヤマハが、ちょっと前に売り出したと思ったが、今はホームページに電動バイクの文字はない。あれは気のせいだったのだろうか。ヤマハ発動機はクリーン&サイレントのコンセプトをやめて、単なる騒音暴走族の支援企業になってしまったのか。

あ、そうそう、民主党も、自動車の排ガス規制だけでなく、自動車やバイク、トラックなどのエンジン音や排気に伴う騒音規制を設けてくれません。そう、時代はエコに加えて、クリーン&サイレントをコンセプトに、そんな項目をマニュフェストに加えてくれませんか。


日蝕が、いつのまに日食に、なったんだろう。
朝日新聞の、夕刊でした。日蝕が、日食になっている。日食って、日本食堂じゃんか。そもそも、にっしょく、の、日食って感じに私は違和感を覚えるわけですよ。

確か、40数年前の「にっしょく」は、確か、日蝕として書かれていたような。え〜と、私が小学校の5年生の時代です。確か、ガラスにススを貼って見たような記憶が。

でも、その日食のような、日蝕、私が住む奈良では、見られませんでした。雨は降らないけれど、曇り空の中、時折、薄雲の向こうに太陽はのぞかせます。でも、あっという間に、深い雲の影に。

ま、私は負け惜しみじゃないけど、日蝕、日食、どうでもいいです。むしろ、この漢字の違いが気になる。私は、どっちかというと、日蝕の方が好きだな。太陽が、じわりしわりと蝕まれて、とうとうお日様がなくなっちゃった。でも、しばらくすると、今度は太陽が、月影をじわりじわりと蝕んで、復活。めでたし、めでたし。ですよね。

う〜ん、だから、日食という漢字は、なんか気持ちにそぐわない。朝日新聞も、情感に淡泊になったのでしょうか。皆さんは、日食、日蝕。どちらが好きですか。うん、漢字というのは、気持ちというか、情感を表すんですね。妻は、一生懸命、見ようとしました、けれど、残念。