やっぱり蝉は少ないのかなあ。


今年も、我が家の庭では、蝉の抜け殻を見つけることができました。蝉の抜け殻は、縁起がいいとかは、どうなんだろう。何かの抜け殻を財布に入れるとお金が貯まるとか。まさかね。で、木の根元には穴ぼこもあります。あくまでも蝉ですよ。おそらく、そこから這いだしてきたのでしょう。毎年の恒例行事です。それが、蝉の営み。今日などは、網戸にしっかりとへばり付いています。その蝉を、よ〜く見ていると、じわりじわりと移動している。左の方へじわりじわり、また右の方にじわりじわり。大分の家でも、そんなことがあったような。そして、動いたギザギザのカタチで柱にキズが付いていた。おそらく、卵でも産み付けたのかなあ。それは、今となっては分からないけど。まさか、ここは網戸ですよ。しばらくすると、網戸の蝉は、どこかにいなくなっていた。

でも、今年は蝉が少ないですねえ、という人が多い。私は、そうは思わないんだけど、確かに窓の外で、びい〜〜〜、と大音響で鳴く蝉が、今年はいない。例年は、そんなうるさい蝉が必ずいたのにね。ま、その分は静かでいいんだけど。庭の向こうの道路を、相も変わらずバロンバロンとうるさい自動車や、バイクが通っていく。一番うるさいのは、人間なんだな。今も蝉は鳴いていくけど、むしろがんばれって応援したくなる。やっぱり、少ないのかなあ、今年は。