妻が撮った、金環日食。


今日の朝は、話題の金環日食だったようです。だったようです、というのは、私は寝ていましたから。せっかくの金環日食ですが、私だっていろいろ考えたのです。なんとかして見る方法がないのか、と。なにかフィルターのようなものがないのか。すると、ふと、星座図鑑があるのを思い出したのです。その星座図鑑は、左右に赤と青のセロファンを貼った色眼鏡で見るのです。すると、星座が立体的に、位置関係で前後して見える、そういう色眼鏡があったのを思い出したのです。なので、妻がとっくに寝ている深夜に、その色眼鏡をテーブルに置いて、私は寝ました。で、金環日食のその時間、近所の声が、妻の声が、見た、あそこで望遠鏡出してる、欠けてる欠けてる、などと布団の中で寝ている私の耳に入ってくる。賑やかですねえ。私は、うつらうつらしながらどんな金環日食なんだろうと、想像の世界です。突然、妻に起こされました。見て〜、と。妻は、あの色眼鏡とデジカメを持って、そして私に色眼鏡を渡す。青い方で見ました。雲がかかって、ぼやっとしているのがラッキーでしたね。なるほど、薄いドーナッツだわ。パッと見て、また私は寝ました。そういえば、外が暗かったなあ。やはり、日蝕だわ。などと。で、すっかり寝てしまいました。そして、妻が撮影した写真がこれです。赤を被せて撮ったもの。青を被せたもの。なかなか上手に撮れています。ほめてやってください。