ええ〜、りくう〜、もう帰るの〜。


昨日の夕方です。いつも通りに、陸と散歩に出て。その日の朝は、陸がうんちをしなかったらしく、夕方はウンチをするようにしっかりと言い含めての散歩です。解っているのか、解っていないのか、私にはわからない。家を出て、50メートルほど歩くと駐車場がある。その入口で、陸は必ずしっこをする。ところが、この日はしっこの時間がすんごく長かった。振り返ってみれば、数年前までの陸は、サッとすれば、直ぐに切り上げて、さっさと次に場所に移動して、またサッとしっこをしていた。陸も13歳で、ほぼ老人だから、しっこの回数が減り、その分だけしっこの時間が長くなっている。ところが、その駐車場のしっこ時間が、まるで30秒くらいあったような感じだった。見ていると、まだ終わらないの、まだ終わらないの、とこっちが驚くくらい。で、しっこが終わり数メートルを歩き出すと、一瞬立ち止まって後ろをチラリと振り返る。う〜ん、なんだか変だぞ〜、と私。でも、思い直したのか、いつもの土手に向かう。まだ歩いて5分も経たない。そこで、意外と早くウンチをした。ところが、その土手で、いつもはしっかり匂いを嗅ぐのに、早々とその場所を離れた。どうしたんだろう?今度は、家の方に向かう。ひょっとして、もう家に帰るのか。もう陸の足取りが、確実に家に向かっている。引っ張ろうが何しようが、家に帰りたいのだ。長いしっこも、早かったウンチも、家に早くかるためなのか?家について、散歩所要時間は7〜8分。今までの最短時間です。さてさて、家に入って、陸のたっぷり太ったお腹を持ち上げようとすると、大きな声で、キャウ〜と叫ぶ。これはおかしいで、直ぐに病院となりました。逃げようとする陸を病院に押し込んで、なお待合室で逃げる隙をうかがう陸を押さえ込んで、やっと診察室に入ったはいいが、出口に向かってダッシュする陸を遮って、とりあえずはレントゲンです。で、映像を見るとお腹に何かがあるらしい。詳しくはわかりません。で、次の日に、麻酔をかけてCTで詳しく検査しましょう、ということになった。なんせ、陸はおとなしくしてくれませんから。で、今日の朝、検査なので、絶食で水も飲ませず、陸は車に乗せられていきました。さて、夕方に病院に行きます。どうなることでしょうか。去年は私。今年は陸。歳をとると、いろいろあるからね〜。まあ、なんとかなってほしいから。なんとかって、なんだ?なんだよ。言葉にできないものがあるから。