ガトードボワのケーキは、一年に一度の贅沢かな。


先日、ちょっとしたおつかいものにガトー・ド・ボワを利用した。車で立ち寄りやすい、奈良三条通りに面した店の方に入って、ちょっと日持ちする焼き菓子を選んだ。ショーケースを見るとおいしそうなケーキ、今ではスイーツというが、が嫌でも目に飛び込んでくる。妻と、そういえばガトー・ド・ボワのケーキは、3年くらい買っていなかったねと言い合った。じゃー久し振りに買ってみようかと、一人2つ分の4種類を追加して買い、家路についた。さてさて、夜にケーキの箱を開ける。なんかそれぞれが格調が高く見えるぞ。ショーケースの中では、普通においしそうに見えたのだが、ひとつひとつを取りだしてみると、見た目にもどっしりした重厚な輝きがある。そして、食べると、なんというおいしさ。他では味わえない、飛び抜けたおいしさ、とでも言うしかない。何か違うのか、と言っても、味わいが深くって、とにかくまろやかなんです。これなら、どこのスイーツ店も及ばないね。断トツのおいしさだ。でも値段のちょっぴり高めなんだよね。我が家とすれば、一年に一度の贅沢かな、本当は3年ぶりだけど。そういえばもうすぐ、一年に一度のすき焼きだ。生駒の牛玉で、2番目に高い牛肉を買うのが恒例だ。その他に、一年に一度の鰻は、奈良市の二鶴で特上を注文する。一年に一度の回らない寿司屋は、去年に店を閉めたんだった。一年に一度だけ味わう贅沢なおいしさ、もう少しバリエーションを広げるかな。ガトー・ド・ボワは、また来年のいつかに。