イケアに、行ってきた。


今話題となっているイケアが、以前から気になっていた。コストコも人気だそうだが、外資の巨大ショッピングセンターってどんなものなのかな〜って、ね。で、やっとやっと妻と行ってきました。何を買う、って目的も別にないので、偵察がてらです。だから、自動車では行かない。奈良からなので、大阪は難波から専用のシャトルバスが出ているそうな。なるほど、広告のラッピングが派手で、乗り込んでみると、その広告で外が見えない。まあ、無料だからしょうがないよね。25分ほどで鶴浜イケアに到着。だだっぴろい更地の一番端っこにぽつうんと寂しげにイケアが見えるが、近づいていくとさすがにでかい。で、とにかく見てみようと2階に上がるけれど、ここからが大変だった。ほら、店内図を見てくださいな。広いんですよ。リビングルーム、リビング収納、オフィス家具、キッチン、ダイニング、ベッドルーム、ワードローブ、キッズルームなどと、すべての各コーナーを延々歩かせてくれるんです。私なんぞは、オフィス家具や、ベッドルーム、ワードローブ、キッズルームなどは用がない。まあ、でも、初めてだし、いちおう全部見て回ろうかなっと。様々な家具などを組み合わせてルーム提案をしてあります。で、また単品の単価も安いです。詳しくチェックしてみると企画はスウェーデンなんだけど、ほとんどがメイドイン・チャイナでした。なるほどね、じゃ〜要らないよって感じ。総じて、大胆なデザインでシンプル。だから大量生産ができて安いんだ。でも、それだけで、これいいね、欲しいね、というのが全くない。これ安いね、ばかりだった。長く使える、愛着のわくものって、はっきりいってここにはないよね。いわゆる手作りの良さを感じさせるものとは対極にあるものばかり。数年でダメになって、捨てちゃうものが多いんでしょね。で、妻が楽しみにいていたテキスタイルも、そんなに品揃えは多くなくって、ガッカリ。目新しいというか、斬新な柄もない。やはりイケアは万人受けする家具勢揃いであって、家具の専門店ではないんだ。ここまで見たところでは、もうイケアに来ることもないだろうって感じでした。歩いていて、時折外の風景が見える場所に来るんだけど、近隣に建物がなくって、本当に陸の孤島って感じ。寂しいよね〜、ここは。でも、中は賑わっています。その感覚が不思議なんだけど。でも、歩かしてくれるよね。脚がくたびれるよね〜。


フライパンの裏も、見事なメイドイン・チャイナ。