すごい人出だった、第23回奈良矯正展。


まずは「奈良矯正展」って何か、という説明から。矯正展というのは刑務所にいる受刑者たちが作った家具や日用品を一般の人向け販売する催し。だから刑務所での矯正展って、じと〜っとした薄暗いイメージを私は持っていたんですが、それでもこの奈良少年刑務所っていうのは明治時代に建てられたロマネスク様式のレンガ造りの建築物なので、これだけでも一見の価値はある、ということで出掛けました。それに、ま、駐車場もあることだし、軽い覗き見気分で。で、到着してみると駐車場はいっぱい、人も多そうな雰囲気。レトロチックな門を入ってみると、これまたびっくりの人がいっぱい、販売するテントもいっぱい、選り取り見取りなんだけど、人をかき分けかき分けみんなが買物をしている。もう大賑わいの大盛況。驚いたなあ。はっきり言っていいものがいっぱいあります。一般の企業の商品もあるんですが、やっぱり刑務所で作られたものは安いです。しっかりした手作りです。メイドイン・チャイナとは比べものになりませんねえ。というわけで、妻はしこたま買いまくりました。毎年、大阪から買いに来るという人もいました。やっぱりいいものには人気が集まります。私たちは来年もきっと行くでしょうね。それほど妻は満足のいく買物だったようです。おっと、明日の日曜日も朝の10時から15時30分までやっています。お好み焼きとか、ソフトクリームとか、つきたてのお餅とかもあるんですよ。ぜひ、おでかけくださいな。矯正展、いいですねえ。住所というか場所は、奈良市般若寺町18番地の奈良少年刑務所です。