奈良に初めてのトライアルができるそうな。


新聞のチラシを見ていた妻が、奈良にトライアルができるそうよ、と言う。なんだトライアルって、と私が聞き返す。ディスカウント店で、倉敷にもあって、陸や殿のご飯がすっごく安いの。ちょっと場所は遠かったけど、安いからわざわざそこまで行って買っていたらしい。そのかわり、肉や野菜はあんまりいいものがないという。そうらしいですよ、奈良の人。ペットフードがそんなに安いのなら、家計が助かりますから。

ところで、なんでトライアルができるってわかったの、と私が聞いた。アルバイト・パート募集のチラシがあったから。そのチラシを見ると、様々なスタッフを募集している。時間給は800円より。なるほど、給料もディスカウントだ。

場所はコジマ奈良店があった場所で阪奈道路沿い。今年の2月、いつのまにかコジマが閉店していて、しばらくすると駐車場にやたらと工事の車が止まっている。何ができるんだろうと楽しみにしていたんだけれど、奈良県で初めてのトライアルがオープンするんですね。精肉、青果、鮮魚、奈良の若い奥様連中の目はごまかせても、おばさんたちの目はごまかせませんよ。

近くにサンディって、小型のスーパーがあるんだけど、去年末に1年ぶりくらいにいったら、精肉や鮮魚の質がぐ〜んとアップしていた。客の目がスーパーの品揃えをアップさせるんですね。だからトライアルも楽しみ。オープンしても、たぶんペットフードしか買いませんが、人間の食べるものもチェックすることでしょう。妻がね。

おっとトライアルの奈良店オープンは、4月の後半くらいですよ。


バンクーバーがすべて終わって、明日は4月。
バンクーバーオリンピックパラリンピックも終わってしまった。もう人々は、そんなことをとっくに忘れたように、桜の開花情報を気にしている。私はオリンピックの競技ほとんどを見ることはなかった。オリンピックで日本は、銀メダル3個、銅メダル2個。前回は、金メダル1個だったから、かなり頑張ったんだと思う。服装問題の、東海大学国母和宏選手のおかげでスノボのハーフパイプにも注目が集まった。

ところがその後のマスコミは、韓国や中国と日本のメダル数を比較している。確かに韓国は凄いレベルの選手がいますね。これは国家プロジェクトとして、選手を全面的にバックアップしているからですね。韓国の金メダルを取った選手は、様々な恩恵と名誉がある。日本も、もっと支援をというけれど、そりゃ〜ちょっと無理です。なにより、スキーやスノボ、スケートを楽しむ人が少なくなったもの。

たとえば今、日本のスキー場は、はるかに利用客が減少している。閉鎖されている宿舎や民宿、ロッジも多い。だから、日本のスキー、スノボ人口が明らかに減少しているんです。レジャー白書によると1993年のピーク時スキー人口は1860万人だった。2007年には560万人に減少し、スノボ人口は400万人。ピーク時の半減なんです。そういえば、私もスキーをしなくなった。そういうゆとりがないんですよね。だから、そんな時代背景もあって、それほど冬期種目に目がいかない。テレビ番組では、めったとジャンプ競技の中継もなかった。カーリングだって面白いんだけど、オリンピックの時しか注目されない。そんなもんです。

だって今時、スケート場に行く人ってどれくらいいるでしょうか。私だってスケート場に行ったのは、30年以上も前かな。だから、日本の人々は冬季オリンピック種目に親しんでいないんですね。体験したこともない種目に、人々は興味を持ちませんって。だから、メダルが韓国や中国に遠く及ばないとしても、しょうがないじゃないか。それよりスキーやスノボ人口を増やすことですね。増やすためには、どうすればいいか、そりゃー、日本の景気を良くすればいいんですね。じゃ〜日本の景気を良くするためにはどうすればいいのか。簡単なことです。メイドイン・チャイナの製品や、コリアの製品を買わないで、日本製の製品を買えばいいことなんです。

でもこれが難しい。シューズを買おうと思ってショップに行けば、すべてメイドイン・チャイナばかり。で、去年、仕方なく中国製のシューズを買いました。1年も経たないうちに、上部が切れて穴が開いちゃった。不況だといわれているが、輸入品をせっせと日本に持ち込んでいる商社。海外に工場拠点を持ったニトリや、アイリスオーヤマのような業者は、しっかりと利益をため込んでいる。でもやっぱり製品は安かろう悪かろうです。高品質製品を作る国内産業を支えないと、日本の景気は本当にヤバくなると思う。私的には、丈夫で長持ちする製品が欲しいんだけなんだけど。