ご飯だけあればいい、ままかり。


もうとっくに食べちゃったのですが、妻が買って来た瀬戸内の魚の中に、ご存知のママカリがありました。でも、これはいつものママカリとはちょっと違う。何か違うかというと、水揚げ直ぐなのではらわたを出さず、うろこも取っていない。つまり、鮮度のいいママカリをすぐに焼いてそのまま酢漬けにしてあるのです。だから光沢もうろこがあるためキラリンとして輝いている。で、食べるときに、そのウロコとか内臓が口の中でモソモソするかと思ったら、それがいい案配に酢がまわって、しっかり食べることができる。なんといっても旨い。初夏のママカリは骨や皮が軟らかいのでお魚のすべてまるごと食べることができ、カルシウムをはじめ栄養分もいっぱいというわけで、味も文句なし。これだけで、ご飯が何杯分もいけちゃいますね。特にこれはまる2日ほど酢に漬けてあるので余計に旨い。一度は鮮度のいいママカリをまるごとお試しくださいね。一応、今のおいしい時期は5月から7月といわれています。秋のママカリは脂がのって、おいしいのは10月から12月ですよ〜。