今シーズン、最後のおでん。

いよいよ、今シーズン最後のおでんです。妻が鍋に昆布を入れ、コンロに乗せています。私は材料を切って、放り込むだけ。鍋が煮立ってきたので開始。まずは、大根の皮むきから。ストンと3センチ幅に切り、皮をむく。あれっ、この大根は硬い。いままでの大根と違って、ギュッとしていて歯ごたえがありそう。以前の2日目、3日目になるとふにゃふにゃになったので、今回は期待が持てそうです。でも大根って、いつ頃から柔らかいのが主流になったのでしょうかねえ。おでん用は硬く、煮物用は柔らか大根と、区別してくれたらいいのに。

牛スジをドバッ。おでん昆布も1袋ドバッ。餅飯殿商店街の魚万で買った練り物も投入。玉子、こんにゃく、厚揚げ、はんぺんなどなども、放り込む。鍋がいっぱいになった。まだ、ウインナーソーセージも、妻が作ったがんもも残っているのに、すでに鍋は溢れている。これじゃ、妻が買ってくる予定の、餅入りきんちゃく、鰯のつみれも、とても入らないぞ。ま、いいか。明日に追加で入れよう。ところで、妻が買ってくるはずの2品は、もう売っていませんでした。おでんの季節のだけの限定販売なの。まだまだ寒いし、おでんを作る人だっているのにね。

さてさて、出来上がって、いよいよいただきます。まずは魚万の竹輪を食べる。さすが1本140円。だんぜんおいしい。それぞれの練り物、関西的にはてんぷらなんだけど、やっぱりおいしい。スーパーで並んでいるのと、味わいがまったく違う。牛スジも何故かトロトロになっておいしい。うん、全体的にまあまあおいしいおでんです。でも一通り食べ終わって、なにかバランスが変。そうなんです、魚万の練り物がおいしすぎるのですよ。普通においしいおでんに、とびっきりおいしいネタを入れると、バランスが壊れるんですね。よく分かりました。次のおでんは10月くらいかな。普通においしいネタで統一しないとね。もちろん、おいしくないネタはダメです。だから、紀文や日水の竹輪は論外。別寅以上でないとね。