奈良町に、新しいショップがちらほらと。

今日は、図書館の返却ついでに奈良市内に行った。目的は、今シーズン最後のおでん材料購入。いつもだとスーパーで済ませるんだが、もちいどの通りにおいしい練り物屋さんがあるので、そこでごぼう天や竹輪などを買うことに。で、奈良町に入った。裏通りを歩いていると、更地の向こうに見える民家の2階が、ちょっと雰囲気が違う。スポットライトの明かりが見えて、どう見ても普通の住居ではなくアトリエのようだ。さっそく妻と建物の正面に向かうことに。

入口にカジュアルファッションのトルソーが置かれて、普通の民家のガラス戸向こうはファッションと雑貨のお店だった。中に入ると民家を改造したらしく、階上に続く板の階段とか、タイルの流し台、おくどさん、五右衛門風呂が残されていて、風呂の横は画廊の展示スペースだ。上手く改造したもんだ感心する。3月にオープンしたばかりだという。妻はアート葉書を6枚買った。

で、魚万で練り物を買った。ところで、関西では薩摩揚げなどの練り物を油で揚げたものを、てんぷら、と言うんだけど、私としてはてんぷらのイメージは衣をつけたものを揚げたのがそう。まだ、関西の雰囲気に慣れていないのかも。駐車場に戻る途中、新しい店が2店くらいできているということに妻は気付いた。私などは、さっぱりわからぬが。ま、新しいお店ができるということは街が元気な証拠。

そんなわけで、もうすぐ遷都1300年祭が始まります。平城宮跡の原っぱには、雨後の竹の子のように、木造の建物が建築中。何するんだろう。むしろ奈良町の方は、新しいお店がちらほらオープンしているみたいです。こっちのほうが、おもしろいかも。

あと、奈良町から南円堂の屋根が望めていい感じなのだけど、その風景を台無しにしているのが、電信柱やそこから伸びる電線。本当にみっともない。一刻も早く、奈良町付近のすべての電線を地中化してください。みっともないったら、ありゃしない。それは、どこの街にも言えることなんだけど。