昨日は蕨で、今日はたらの芽。


今日はたらの芽とこごみの天ぷら。もちろん、他にもかぼちゃ、海老さん、椎茸、鶏肉などなど。食べてみてわかったんだけど、こごみってあんまりクセがないんですね。たらの芽も、今年はじめていただきます。美味ってわけではないんだけど、旬の味として、しっかり味わいました。昨日は、蕨の炊き合わせでした。春の旬、土筆に始まって、筍、蕗の薹。こごみは10年以上ぶりでした。蕨に、たらの芽と、春の山菜というか、種類は豊富ですね。残るは、薇に、野蒜、山独活くらいが、思いつくくらいかな。できれば、この辺まで制覇したいもの。

子供の頃、土筆は土手の至るところに。蕨や薇は、ちょっとした茂みに入れば、子どもの私にもふんだんに取ることができた。土筆は今でもいっぱい取ることができるが、蕨や薇の住処は、すべて住宅地に変わっちゃった。たまにポツンと蕨を見かけるが、1本くらいじゃ取るのもかわいそう。今そんな風に、自生していたものが、栽培ものや輸入物に取って代わられている。薇は中国で、蕨はロシア。ま、秋のキノコだって、そんな風になっているんだけどね。だから、山菜などの旬の味も大切に味わいたいし、山菜などが自生する自然環境も大切に守って欲しい。などと。春の山菜独特の強さや苦みが段々薄れているような気がするのは、私だけだろうか。

ところで、妻は天ぷらのころもを作るときに、マヨネーズをちょっぴり加えるみたい。すると出来上がりがパリッと仕上がるそうだ。なるほどパリッとしているわ。


やるじゃん平均視聴率20%、「わが家の歴史」。
フジテレビの3夜に渡る8時間ドラマが、終わってしまいましたね。残念ながら、私は初日だけと、3日目を1時間ほど見たくらい。しかし視聴率が21.1%、18.4%、21.1%と結構な視聴率を奪いました。これでもかという俳優人。戦後の歴史に登場する有名人。さすがに三谷さんならではのほろ苦い、笑いあり涙ありでてんこ盛りのドラマでした。良かった、良くなかったは別にして、なにより視聴率が物語っているのでしょう。

おかげで三丁目の夕日は、10%に遠く及ばず。前に一度テレビでやっているものね。一度放送した映画の再放送で、視聴率を取ろうなんて視聴者をなめています。日曜日の映画の半落ちも10%に届かなかった。でも、パイレーツ・オブ・カリビアンは16.1%と健闘してましたね。

そうなんです、しっかりお金を掛けて、いい俳優を使って、いいシナリオを作れば、視聴者は付いてくるんです。今は、安っぽい芸人ばかりが人を小馬鹿にしながらワイワイ騒ぐ、長時間のスペシャル番組ばかり。それにうんざりした視聴者が、八女家のドラマに見入ったわけですね。

そんなわけで、最近私が時々見るテレビは、NHKテレビ東京系の番組だけになっている。なによりお馬鹿な芸人が出てこない。万人受けしないだろうけど、コアな情報に溢れている。だから、こんな時こそ、地方のテレビ局も、しっかりしたオリジナル番組を作れば、見てもらえるんじゃないかな、お馬鹿番組にうんざりしている人は、新聞の投書を見ても、結構多いから。