桜の季節は、やっぱり桜餅。

奈良の近郊は、どの桜の木も満開近し。というわけで、妻は桜餅作りです。塩漬けした桜の葉っぱを、取り出し乾かして。タドンじゃなくて、バクダンじゃなくて、アンコをくるくる丸めます。

食紅でほんのり色づけした道明寺粉をアッツアツに蒸し上げて。道明寺粉って、大阪にある道明寺と関係があるのかと思ったら、関係があったんですね。調べたい人は、ヤフー検索でどうぞ。

妻はアチアチと叫びながら、アンコを砕いた餅米、じゃなくて道明寺粉でくるんでいく。桜色がなんともおいしそ。そして桜の葉っぱを巻いて、出来上がり。

実は、妻の手にある桜餅。写真をよ〜く見れば分かるんだけど、葉っぱの裏表が逆らしい。そ、葉脈の盛り上がった方が、外側になっている。妻は、あっ、反対じゃん、と言って、もう一度、葉を巻き直していました。どうせ、葉っぱも食べるんだし、お腹に入れば同じなんだけど。

私は、この塩漬け葉っぱが好き。甘いあんこと、かすかな塩味が、よく合って、おいしさを引き立てている。だから葉っぱも食べましょう。大きさまちまち。ちょっと柔らかめの我が家オリジナル桜餅です。なかなか、いけますよ。



レギンスの仕入れ値は1本120円。
先日、テレビの企画番組でやっていたんだけど、大阪のさる問屋がレギンスの在庫を1万本ほど抱えて困っていた。そこへ在庫処分業者がやってきて、レギンスの在庫を買いたたく、というお話。

問屋は、1本150円を希望する。処分業者は、120円なら1万本の在庫を全て引き取りましょうと。その値段でも、問屋の社長は、ホッとした表情。直ちに、現金取引に移るのだ。

レギンス1本は、百貨店なら2000円以上で売られる商品。ユニクロでも、確か1本1000円で販売されていた。1本120円で取引されるくらいだから、どうせメイドイン・チャイナだと思うけど。販売の裏側って、そんなものですね。

特に衣料品って、よく3割引や半額処分って特売があるけど、元値って考えられないくらい安いものがある。100円ショップで、白いTシャツが売っている。ユニクロが990円でジーンズを売り出している。それでもメーカーや販売店は、十分に利益を出している。

半額だから安いんじゃなくて、本当の安さはいくらなのかを、考えなくては。閉店間際のフリーマーケットは、投げ売りになりますよね。そんなわけで、レギンスの仕入れ値は1本120円ですから。すべてがそうだとは限らないけど、だいたいそんなものでしょう。