車から降りて駐車券を取る、おばあさん。


父が入院している病院の駐車場で見た光景です。一台の普通自動車が、駐車場の発券機械の横に停車した。機械のホタンを押すと、自動的に駐車カードがスルスルと発行されて、それを取るとバーが上がる仕組み。どこも同じだろうけど。

その車のドライバーが、車窓から手を出したけど、発券機械に届かない。身を乗り出しても、届かない。停車位置が悪かったのです。へたっぴな人、どんな人が乗ってんだい、と私は興味津々で見る。

どうにも発券機械に届かなかった人は、車から降りて機械に近づいた。そのドライバーは、なんとおばあさん。見たところ70歳はとっくに過ぎたような感じ。じいさんかと思ったけど、ばあさんだった。そしてボタンを押し、駐車券を手にすると車に戻り、駐車場に入る。そろりそろりと、慎重に空きスペースに停めていた。

ひとりで来る、ということは治療のための通院でしょうか。う〜ん、そのお歳で自動車運転ですか。病院は最寄り駅からも遠く、不便はわかりますが、もうそろそろお止めになった方がいいのでは。と思う。テクニックは年々衰えているはずだから。病院側も、おばあさんの自動車での通院を認めているのだろうか。徒歩圏で通えるお医者さんを紹介した方がいいのに。

父もそうなんだろうな。数年前は、確かにしっかり運転していたが、今はかなり衰えてきたはず。私自身が運転しているときだって、なるべくなら高齢者運転の車には近づきたくないもの。


コーヒーフレッシュは、牛乳ではなかった。
コーヒーを注文すると、スティックの砂糖と、小さな密封のプラ容器に入ったコーヒーフレッシュが、だいたい付いてきますよね。本格コーヒーの店なら、ポットの砂糖と、冷えたポットに入ったミルクがあるんだけど。安いコーヒーチェーンでは、コーヒーフレッシュです。

で、そのコーヒーフレッシュだけど、牛乳や生クリームからは作られていないんです。そう、私もコーヒーフレッシュは、牛乳から作られているものと思っていた。そんな人、多いんじゃないかな。

コーヒーフレッシュとは、植物油から作られたもの。植物性油脂に水を混ぜ、乳化剤で白く濁らせ、憎粘多糖類でとろみをつけたもの。これがコーヒーフレッシュの正体なんです。だから、冷やす必要もなく、チェーン店では、いくつ持って行ってもかまわない、ものなんですね。

そういえば、かなり昔だけど、コーヒーのアメリカンを注文して、コーヒーフレッシュ数個を注ぎ込み、カフェオーレみたいにしたことがあったけ。確かに、まったくおいしくなかった。そんなお馬鹿なことをするのは、私くらいでしょうけど。

なんで、こんな事を書いたかというと、最近ですが、業務用のスーパーで、大量のコーヒーフレッシュが入った大袋の原材料表示を見て、乳製品じゃなかったから、ちょっとびっくりの、驚いたの、がっかりしたんですね。私は、めったとコーヒーは飲みません。たまーに付き合いで、コーヒーチェーン店に行くぐらい。さらに、めったとコーヒーフレッシュを使わず、だいたいブラック。よかった〜。二度と、コーヒーフレッシュは使うのよそう。乳製品じゃないから。食品添加物がいっぱいだから。