タバコを買うと、ライターが付いてくる。

ライター付き

私は愛煙家。1日の1箱弱のタバコを消費する。かつて、そのタバコは、自動販売機で買うのが常だった。

一番よく買うパターンは、陸との散歩時だ。自動販売機の前に来ると、予め用意した300円を、片手でズボンのポケットから探り出し、それを投入して、ボタンを押し、タバコを取り出す。すべて動作は片手。もう片方の手には、陸のリードがしっかり握られているからだ。

だから、いちいち財布からタスポカードを出して、認証のタッチをして、さらにコインを取り出して投入し、出てきたタバコも、タスポカードを財布にしまう、なんて面倒くさいこと、する気もおこらない。まったく、財務省は。

そこで私は、コンビニでタバコを10箱ごとのカートン買いを始めた。タバコを買うごとに、ライターをおまけしてくれるのだ。これが、うれしい。ライターもバカにならない。1個100円では高すぎる。むろん100円ショップで、3個、4個入りのライターを買うのだが、これが粗悪品で、2個に1個は最後まで使えない。石が引っかかり、動かなくなる。メイドイン・チャイナだから、しょうがないけど。

しかし、今はおまけのライターで、もはや買う必要がなくなった。ライターも結構増えてきました。わざわざ買う必要もない。今、タバコを1000円にしろとか、コンビニ24時間営業を規制しろとか、まあ、やってみれば、思うだけです。それ以前にもっとすることはあるはずで、おいおい考えをまとめておきましょうか。タスポカードをお使いの方、カートンで買うと、ライターがもらえますよ。


クイズ番組なら、誰でも見ると思いこむテレビ局。

7月2日のNHK番組で、フードマイレージを減らせ、という番組があった。フードマイレージは、食料の輸送距離を減らす運動で、北海道の米を九州の人が購入するのはエコに反する。北海道の米は北海道の人が食べて、九州の人は九州の米を食べれば輸送コストは少なくて済む。つまりは地産地消だ。

番組に、NHKスペシャルのような深遠さを期待していたのに、くだらんクイズ形式の番組にしてしまった。考えさせようという試みはわかるのだけど、あまりにも安易。ただでさえも、クイズ番組が氾濫してウンザリなのに。ちなみに、フードマイレージを減らせは、視聴率6.1%でした。私も10分でチャンネル変えたもの。

ところでこの日、フジテレビのクイズヘキサゴンは19.4%。お馬鹿タレントの人気は絶好調ですね。私はこの番組を、あほくさ〜、と思って見ません。面白いけど、時間の無駄だった。少しも役に立たない知識、と思うけど。中には、お馬鹿タレントのおバカな間違いにユニークさを感じたり、たまに正答を言うと安心したり、それぐらい知っておきなさいよと、神のような慈悲の目で見る人がいるのですね。いやあ、びっくり。

で、クイズ番組好き派は、35才〜49才の女性が抜きん出ているらしい。なかでも、世界ふしぎ発見平成教育学院が、人気だそうな。世界ふしぎ発見って、クイズ番組とは知らなかった。トーク番組だと思っていた。長寿番組だけど、見ないもんね。だから9.2%でも生き延びているんだ。

ま、とにかく、この春からクイズ番組がにわかに増えている。どこの局も、似たり寄ったりの考えで、番組にもオリジナリティーがなくなった。つまり、簡単に視聴者を取り込める35才から49才までの女性層を狙って、そのような番組編成が行われたからだ。アメリカでは若者がテレビを見なくなって、視聴者の高齢化が進んでいるらしい。

今晩のNHKウインブルドンのテニスが割り込んできて、太王四神記が飛ばされてしまった。シャラポアが決勝に出るのなら、見るんだけど、ビーナス姉妹の決勝じゃーね。いまいち見る気もせん。美しく強いとか、可愛くって上手、みたいな個性を持ったヒロインが登場すれば、絶対見るぞ。テニス。