壊れたと思ったiMacを、復活させてしまった。


2007年に購入したiMacがある。しかし、去年の夏に立ち上がらなくなり、今年になって心斎橋のアップルショップに持ち込むも、もうとうにサポート期限が切れていると相手にしてもらえなかった。メモリが1ギガしかないので4ギガにして欲しかったんだけど、ダメでした。アップルって古いマックを大事にしてくれないんだよね。ま、そんなわけでそのiMacは、まずはターゲットモードにして中のデータのバックアップをすっかり取ってから、部屋の隅に押し込んであった。ところが先日、2006年に購入して長い間メインで使い続けていたMac Proが突然、壊れてしまった。これもしょうがない、ターゲットモードにして中のデータをすべて取り出しておく。ま、大抵のデータは、今年に購入したiMacに移行できるのでそれほど問題にしてなかったのだが。ところでアップルワークスという書類で作ったデータがあるんだけど、これが今のアップルの、さらに世の中のどんなソフトでも開くことができない。さて困った。困ったぞ〜。ネットで調べても、もう解決するための記述は4,5年前に終わっているんだよね。アップルワークスって2007年を最後に、販売は終了している。だから、そんなソフトをいつまでも使い続けている私が悪いんだけど、長く使っているソフトって本当に使い勝手が良いものだ。ま、現実問題として、アップルワークスの表計算書類は、テキストに変換して保存しなおせばエクセルで開くことができる。ワープロ書類もテキスト保存で、拡張子「.txt」を付ければ、ワードでも開くことができる。しかし、肝心のアップルワークス書類が開かないのだ。で、3年前に買ったMacBookがある。これに、アップルワークスをインストールしてみると、もうバージョンが合いません、ときたもんだ。MacBookは、10.7のライオンさんになっている。そこで、古いiMacを引っ張り出して、パソコンのシステムを入れ替えることにした。幸いにも、古いiMacのシステムディスクCD、10.4のタイガーさんは取ってある。なので、古いiMacを起動させて、CDを放り込み、キーボードの「C」をずーっと押し続ける。するとパソコンがCDだけで立ち上がって、システムを入れ替えますかと聞いてくる。なので、そうすることに。パソコンの古いデータが一掃されて、CDから10.4タイガーさんのシステムがインストールされていく。そんなこんなで作業は、約2時間くらい掛かりました。で、まっさらのOS10.4が立ち上がった。早速、アップルワークスをインストールする。難なく作業は終了。試しに、開かなかったアップルワークス書類を持ってきてクリックしてみる。当たり前だが、アップルワークス書類が開いた、懐かしい文字列が並んでいる。おっと、感慨に浸っていられない。すぐさま、保存形式をテキストにして別名保存。ふ〜う、やっとこさアップルワークス書類は、これであるものはワードになり、あるものはエクセルになって復活しました。めでたし、めでたし。ところで、復活させた10.4のiMac、使えるじゃん。ま、そんなに長く持たないだろうけど、使い方をじっくり考えとくか。なので、新しいマックのパソコンを購入するのは、しばらく見送りです。しかしiMac、未だに動くなんてたくましいなあ。重い荷物を取っ払ったら、軽くなって動き始めたって感じ。機械ってそんなものかもしれませんねえ。