お母さんは玄関先で、なが〜い立ち話。


ピンポーンとインターホンが鳴って、はいは〜いとお母さんは玄関を出て行きました。ご近所さんがお母さんに用事です。猫の殿が、家にいないお母さんの気配を玄関先に感じて、玄関のフロアマットにきました。しっぽをくねっくねっして外を伺いながらお母さんを待っています。5分経ち、10分経ち、まだお母さんは帰ってきません。玄関先では、ご近所さんとお母さんの話し声が聞こえてきます。そりゃ〜、おばさんたちの会話ですから、とっても賑やか。まだまだ帰ってきません。それでも殿は待っています。15分経ち、20分経って、やっとお母さんが帰ってきました。今はもう夕方の散歩はしなくなりましたが、かつては散歩中の住宅街で、ご近所さんのおばさんたちが2人、3人と玄関先で話しをしている光景に良く出会いました。ご近所の通りに誰かが顔を出しているって、治安的にも安心できますね。だから、ご近所さんたち、玄関先でじっくり長話をしましょうよ。通りをなんとなく見張りながらね。ご近所付き合いは大切に。でも、おばさんは長話が好きだねえ。殿は待ちくたびれています。