高校野球甲子園出場校、私立36校、公立13校。

ほぼ4校中の3校が私立高校って割合か。毎年、就学生が減少して、今や中学校から入学生をかき集めるのが大変な様相です。そのためには、まずは学校を有名にしなければならない。高校生のスポーツは、結構テレビ中継されるのがあるようです。高校野球を始め、正月の高校サッカー、バレーボール、高校駅伝など。だから、特に私立の学校法人はこれらのスポーツに力を入れます。一番簡単だったのが高校駅伝で、外国人留学生をいっぱい取り込んで走らせて、とにかくトップに立たせる。すると、テレビはほとんどトップ選手を撮すので、高校名が全国的に有名になる。そんなわけで、高校は外国人留学生を多数抱えたのでしょうけど、留学生の出場は制限されてしまいましたねえ。それでも、脚力は段違いに強いのですが。ま、そんなわけで、サッカーなんかも優秀な中学生を全国から集める高校もいっぱいあるようです。本田圭介選手だって、大阪出身なのに、石川県の星稜高校に行っちゃったから。さて高校野球ですが、こちらは春と夏の大会の両方あるから、注目率はもっと高い。だから学校法人が力を入れるのもわかります。もっと有名にするためには、一試合でも多く勝ち抜けと。だから、全国各地から有望な選手をかき集める。私の地元の奈良県でも有名な天理高校は、奈良県出身の選手がレギュラーにはほとんどいませんでした。県外の有望選手に負けちゃうわけで。その天理高校を破って甲子園に出場した知辯学園高校も最近は県外出身の選手が多くなりました。そりゃ〜有名高校ですから。でその知辯も、今度は大学の進学に力を入れ、学力の高い生徒さんを集めることにも成功したようです。とにかく、私立高校は生徒集めに必死なわけです。高校を有名にするために甲子園出場にしがみつくわけです。そんな思惑がいっぱい絡み合って甲子園の大会が始まります。だから、最近の私は高校野球には興味がないのですよ。公立高校なら応援しますが。だから、奈良県の私立高校も、全く応援しようとは思わないわけ。だって、奈良県出身の選手が少ないもの。そんなのって、つまらないなあ。