フリマは、プロ業者ばかりの出店なのか。


昨日の日曜日は、早朝にJR奈良駅前広場で開かれた「奈良オーガニックマーケット」で買物してから、けいはんなプラザで開かれたフリーマーケットに廻ってみた。マーケットの開始は10時からだったが、ちょっと早めの30分前には到着してしまった。並んで待とうかと妻と言いながら、開場に入ろうとすると、早くも荷物を持って建物から出てくる人がいる。えっ、もう買物を済ませたのかい?中に入ると、もうほとんどの店は準備万端。人はちらほらと少ないけど、早くも目を付けていそうな人ばかりだ。そういえば、フリーマーケットって狙い目は、開店直後か、閉店前かというからね。ところで各お店を廻って感じたことなんだけど、最近はハンガー掛けや、テーブル台の陳列は当たり前で、それはそれでとっても見やすく買いやすく、商品も新品が多くって、それもうれしいんだけど、値段がそんなに安くない。スーパーよりはちょっと安いくらいで、倒産品買いたたきセールのような、めちゃくちゃな安さが存在しない。もひとついうのなら、ご近所のおばさん達が不要品を持ち寄って販売している、というような素人っぽさもない。つまりフリーマーケットは、要らない品だからとっても安くおわけしますではなく、どこかのお店を持った業者さんが、フリマに紛れて、いかにも安そうに見せて、商品をさばいてしまおう、という風に見える。それこそ、昔のようなフリマは、町内自治会主催のお祭りやバザーでしか存在しないのかもしれないね。ま、フリマだからものが売れる、ってのもあるから。フリマだから安く買えたと思っていると、高い買い物をしてるっとこともあるかもね。10時を過ぎると、フリマはグンと賑わってきた。私たちは会場をあとにした。