おいしかったよ、瀬戸内の魚は。


すぐに書こう書こうと思いながら、ずるずる遅くなっちゃった。これらを食べたのは29日の夜のことになってしまった。さてさて一番上できらりんと輝いているのはサヨリの刺身。その日の穫れたてをチルドパックにして送って、次の日だからぎりぎりセーフ。透明感もあって、しっかり鮮度は維持できています。なによりつるっとして、ほんのり旨みもあってさすが瀬戸内の魚は刺身が旨い。真ん中の写真はしらこ。まさか鯛じゃないと思うけど、とろっとしていい塩加減で旨みもあっておいしいんですよ。特にこれは猫の殿が大好物。お皿を最後まで丁寧に舐めていました。一番下は、ピーナッツ豆腐。お魚ばかりじゃ飽きちゃうというわけこの一品。本当に大満足です。奈良にはこんなのないからねえ。


十勝バスを見習って、がんばれい奈良交通

先日のWBSニュースで乗降客が増加に転じた、1926設立で社員225人の十勝バスを紹介していた。どういう内容かというと。近年はどこの路線バス会社も利用者の減少で経営は苦しい。十勝バスも例外ではなく利用者が減少していた。そこで社長は、地元住民に対して利用促進という常識破りの営業を掛けることにした。社長自らが社員を伴って、地域住民宅を一軒また一軒訪問しながら、地道にバス利用のピーアールを続ける。少しずつコミュニケーションを深めていくと、社内では気づかなかったことが明らかになった。前と後のどちらから乗車するのか、バスの乗り方を知らない人。降車ボタンが高すぎて手が届かないという不満。バスの走るルートがよく分からないと知識不足、などなど。そこで十勝バスが作ったのは経由ルートや乗り方を表した目的別時刻表。どの路線にどんな病院やスーパーがあるかを書いたルートマップ。これらのチラシを配ると徐々に乗客が増加した。この成功を切っ掛けに、社員自らがアイデアを出す社風に変わっていった。そして2011年に40年ぶりに利用客が増加したのだそうです。さらには十勝バスは他の交通機関やタクシーと連携して、バスとタクシーをセットにしたツアーコースを販売。地元住民だけでなく観光客にも簡単に便利に行ける仕組みを提供して、確実に実績を積み上げているそうな。
そうなんだよね。奈良も、近鉄、JR、奈良交通、タクシー会社がもっと連携すれば、奈良観光に訪れる人が増えるかもしれないよ。それから奈良交通も、平日の午前10時から午後3時までに乗車すれば半額とか、もっといろいろなキャンペーンをすればいいんじゃないかな。どうすればバスの利用者が増えるか考えようよ。