おでんにニンジン、なかなかいけます。


今年に入って最初のおでん作り。もちろん私が作ります。いつも通り、妻は大きな鍋に昆布を敷いてくれている。昆布のダシが、出尽くした頃を見計らってまずは大根から投入。昆布を引き上げてから牛スジ肉をドバドバッと入れる。そこからせっせせっせと灰汁取りに専念。灰汁がほとんどなくなったら、しゃもじに醤油3と味醂5を入れる。で、次々に竹輪やら、練り物やらを入れるのですが、目の前になぜがニンジンが1本だけ取り残されていた。ふと考えてみると、確か東京のおでん屋さんで、ニンジンってのもあったはず。なので、ニンジンの皮を剥いて、3センチ幅くらいで輪切りにして放り込む。そんなわけで、今回のおでんはどうなりますか。出来上がって、食べてみると、お〜、いいじゃん、おいしいじゃん。さすがにおでんの味は安定してきました。失敗がなくなりました。多少、味はネタによって左右されるものの、安定しておいしい。で、鍋の中からニンジンを探してきて味わってみると、これが意外とおいしい。ニンジンの潜在的な甘みに中に、おでん出汁がしっかり染み込んで、おでんとして何の違和感もありません。常々、おでん材料って、野菜は大根だけでちょっとさみしいなとは思っていたのですが、ニンジンってなかなかいいですよ。皆さんもぜひ、ニンジンをおでんにお試しくださいな。ニンジンおいしいよ。カロテンもたっぶりだし。