一番早い、日没の時間。


今日現在、奈良の日没時刻は午後4時46分。11月28日からほぼこの時刻になって、12月12日まで続きます。その次の日から、日没時刻は少しずつ遅くなるわけだけど。でも明るさの変化が少し違う。ご存知の通り、今年の冬至は12月22日の日曜日。この日の夜が一番長いが、この日の日没時刻は午後4時50分になっていて、少し遅くなっている。でも、日の沈み方が違う。この時期の日の入りは、太陽の沈む角度がだんだんと浅くなっている。つまり、日が沈んだとしてもなかなか空は暗くならないってこと。秋だと、日が沈むとあっという間に暗くなるけど、この時期はちょうどその反対、ってわけで、私はこの時期の夕暮れが一番好きだ。それに場所は盆地の奈良だから、周囲は山に囲まれている。日が沈んでも山の稜線が明るく映し出されていて、それが長く続くわけだ。明るいから陸との散歩も助かるんだよね。だから、今の時期はいいね、なんていってられるけど。これからはだんだんと寒くなるんだよね。日が沈むと、あっという間に寒さが忍び寄っている。暗くなると急に底冷えがするわけだ。だから、夕暮れを楽しむのは今の時期が一番かな。奈良の12月4日、一日の平均気温は7.7度。寒さのピークは1月27日の平均気温3.4度。また平均気温が7.7度の戻ってくるのは3月16日。この日なら、もうお水取りも終わっている。つまり、これから本格的な冬がやって来る。やだなあ。寒いなあ。暖かくして過ごしましょうね。