4泊5日、6回目の入院も終わって。


てなわけで、一昨日に退院してきました。経尿道的膀胱腫瘍切除術、という長ったらしい熟語も今やすらすらと書くことができる。なんせ6回目だもの。まあとにかく、今までの経過としては尿検査やらが一向に陽性から陰性に変わってくれない。膀胱のどこかに厄介な細胞ちゃんがしつこくも居着いている。今回は膀胱の中に妖しいところが見えたので、それが厄介ちゃんかもしれなくってとりあえず剥がすためにゴシゴシ削ってみようかというお医者さんの判断。で、膀胱内が落ち着いたら、つまり削った後から滲んでくる出血とかが収まったら抗ガン剤のBCGを膀胱に注入するわけだ。ま、そんなわけで、4人部屋での入院生活だったわけだがそれも終わった。振り返ってみれば、その病室の私がいるお隣もお向かいの患者さんもやっぱりカラダのどこかに厄介な細胞ちゃんを抱えているわけで、たまに話し合ってみるとお互いの症状の紹介ってわけだ。みんなみんな症状が違えば治療法も違うわけで、情報交換にもならなければ、慰め合いにもならない。お互いの患者自身が頑張るというか、カラダの中の厄介ちゃんに対する攻撃機能というか除去機能がしっかり働いてくれないと(いわゆる免疫機能ですね)困るわけで、そのために患者自身も節制しないといけない。私はとりあえず先に退院しちゃったけど、お隣さんもお向かいさんもまだまだ入院が続くわけで、「もう退院でっか、よろしいなあ」という羨ましい視線を背後に浴びながらも振り切って退院してきたわけさ。まあ、今からでもせめて、「がんばれよ〜、カラダの免疫細胞ちゃん」の念をしっかり病院の方に向けて送っておこう。また、おいおい、入院生活を振り返ってみることにして、今日はとりあえずここまで。というのが、数日ブログがお休みだったいいわけです。