吊し柿、ただいま熟成中。


3日前ですが、妻の故郷から待ちに待った西条柿が届いた。というのも、去年の柿は成り年で何の不足もなかったのだが今年はその反対で、はたして柿は収穫できるのかという不安があった。そりゃ〜奈良も柿の産地なのだが、望みの品種が違う。やはり干し柿は西条でなければというのが岡山育ちの妻の結論だ。現にこの近所でも我が家と同様に柿を干す人がいて、そこの家人はわざわざ鳥取か島根に行って西条を探し求めてくるらしい。そう西条は干し柿にすると形もいいし旨いぞ〜。その到着した西条もさっそく妻が剥き始めて、吊す前の準備を終えました。丸一日室内干しして、次の日は2階のベランダにズラリと干す。あとはじっくりじっくり身が引き締まって、甘みが増すのを待つだけ。おっと、ある程度干して萎んで硬くなりかけたら、一日一回は干し柿を軽く揉みほぐすことが必要ですよ。よくカチンカチンの干し柿があるでしょう。これは干しっぱなしにして、少しも柿を揉んでいないから硬くなるのだ。干し柿は、揉むことをお忘れなく。