御堂筋は、うんこ臭かった。


今日、大阪に出て御堂筋を歩いたのですが、イチョウ並木の下あたりで、ほわほわした、あのうんこ臭いニオイが漂っている。最初は、えっえ〜、と思ったが、しばらくして、地面を見て納得しました。もうそんな季節になったんだな。かつて、東京では杉並の善福寺川緑地公園にイチョウが数本あって、うんこ臭い場所があるんだけど、ご近所のおばちゃんたちがせっせとその実を拾っていた。最初は、私も、ええ〜、と思ったのですが、銀杏なんですね。カランカランした銀杏の堅い実を煎って、殻を割ると薄皮の中から黄色い実が出てくる。この銀杏がほろ苦くっておいしい。我が家のがんもどきには、この銀杏が欠かせない。などと、銀杏に対する思いは尽きないのですが、御堂筋を後にして、目的の場所に行かなくては。それにしても、御堂筋の銀杏は誰も拾わないのかねえ。大阪の厚かましいおばちゃん連中なら、きれいに拾いつくしそうなものだけど。などと物思いにふけっていたら歩く目の前にポトンと、くっさい実が落ちて転がった。こりゃ〜いつ落ちてくるのやら。大阪のおばちゃんも待ってられないか。木が大きすぎて、揺らすこともできないし。ところで銀杏は頻尿や夜尿症にいいといわれています。食べ過ぎは良くないので、大人は10個まで、子供は5個までを限度に。