ランチなるものを食してきた。


妻はよく、おばさん友達と出掛けてはランチランチと昼の食事をして、雑貨などのお店巡りをしてくる。ランチって、確かに英語で昼ご飯のランチなんだけど、妻たちのランチというのは、ちょっとこ洒落たところで、洋風チックでゆったりくつろげる、そんなに大きくないレストランで食べる昼ご飯を意味するような。私たちおじさんの男族にとっては昼飯をランチとは呼ばない。そういう雰囲気ではない。たとえば、牛丼チェーン店の280円丼飯をランチと呼ぶにはあまりにも違和感がありすぎる。なので、妻たちおばさんの優雅な昼飯がランチであって、私たちオヤジ族の昼飯は、やっぱりただの昼飯だ。うどんも昼飯。牛丼も昼飯。餃子と野菜炒めライスも昼飯。なんでこんな話しになったかというと昨日なんですが、妻と奈良市から南の方へ、栗を探して道の駅巡りをした。で、妻との昼飯なんだけど、私は別にこだわりはないが、クソ高いのはとんでもない。妻はランチ時に、ココスは嫌がる。餃子の王将も嫌がる。すき家も嫌がる。ま、これらも妻と行く雰囲気の店でもないが。で、困った。どこで食べよう。妻は、私が気難しすぎてランチの店を選べないと言う。ならば妻に、この近辺にランチなる店は、行ってみたい店はあるかと尋ねた。あると、妻は言う。じゃ〜、行ってやろうじゃないか、高くなければね。たぶん、ということでとある店に入ってみた。なるほど、もう1時過ぎだったが、中の女性客2人はほとんど食べ終わっていた。なるほど彼女たちはこれぞランチという雰囲気だ。なので、その決まり切ったランチを注文。メインはさごしのムニエルだった。で、メニューが到着すると、なるほど、小分けしたものがいろいろと上品にのっている。なんだい、さごし揚げのきのこあんかけじゃないか。こりゃ〜、ほとんど和食だね〜。小分け料理は野菜が中心だ。味噌汁が陶器に入って、ちっちゃなデザートも付いて、ふ〜ん、これがランチなんだ。これなら女性に満足のいくメニューだろうね。食った食った。特にさごしのムニエル、旨かったぜ〜。料理や器は、上品、小分け、白っぽい陶器。店内は、ゆったり、天井は高め、室内に様々なオブジェ。ちなみにこの店は、ドラムセットにグランドピアノ、すっごいスピーカーがあった。確かに、牛丼店とは対極にあるなあ。割り箸でないのはいいねえ、ゴミにならなくて。ところで、このおじゃましたランチのお店は、アルコ・カフェ(arco cafe)。
食べログのアドレスはこちら。口コミはなかなかいい評価ですよ〜。
http://tabelog.com/nara/A2904/A290401/29001658/

結論として、ランチ、恐るべし。