ちょっと長目の、音がいい檜のまな板。


ずーっと前、吉野へ行った折に大淀の道の駅で買い求めた、吉野檜のまな板です。幅が60センチくらいとちょっと長目ですが、調理する妻は長い方がいいみたい。それまで使っていたのも、やっぱり木の板で、10年くらい前に私が東京のどこかで千円くらいで買ったもの。さすがに10年以上使っていると、だんだんと反り返って使いにくくなって、それで吉野檜にした。最近はプラスティックのまな板が流行っていますが、確かに抗菌とかで臭いも付きにくくって人気らしいですね。でも、プラスティックや合成樹脂のまな板って、包丁を傷めるのですよ。木の方がずーっと包丁が長持ち。それに木ってキズが付きやすいと思うでしょ。でも、木というのは収縮作用があっていつの間にか包丁キズが小さくなっているのです。なによりも、新しいまな板は木の匂いがいいですね。妻の包丁もトントン、トントンと軽やか。使いやすさも満足しているようです。香りも音も、やっぱり木のまな板はいいなあ。