桜の季節は、やっぱり桜餅。


というわけで、妻が作りました。我が家は人間は二人だけなのに、なんでこんなに作るのかって?ははは、陸や殿が食べるわけではありません。今年は中が、粒あんこしあんの2種類を作ったそうです。でも、こしあんの方は、ちょっと軟らかすぎて、食べにくかった。でも、お味は問題ありません。実は私、この葉っぱが好きなんですね。よく桜餅で、葉っぱを残す人がいますけど、葉っぱが適度に塩味が効いて、ほろ苦くっていいんですね。だから、桜餅自体は甘さ控え目なんだけど、却ってその甘さがしっかりと強調されて、おいしさが増すというものです。さて、いっぱいの桜餅はどうしたかって?そりゃ〜、決まっています。いつもお世話になっているご近所さんにお配りするのですから。そんなわけで、奈良のわたしんちのご近所はみなさん仲良しで、助け合ったり、助けられたり。本当に、桜のいい季節です。我が家からもすぐ近所に桜の木が数本あります。みんな、それぞれ、色が違うんですね。その敷地の土壌が違うからでしょうか。白っぽい桜。妖しいほどピンクの桜。ほんのりさわやかな桜色。そりゃそうだ、みんな、育ちや性格が違うはず。今年も、楽しませてくれてありがとう。さらに、もっともっと遠くの桜並木もありがとう。そういえば、ウエザーニューズ社が日本人のお花見意識を調査して、奈良県人は自分の住んでいる県が日本で一番桜が美しいと回答した割合が23%で、全国2位だそうです。奈良育ちの私も、神戸の垂水、名古屋の笠寺、東京の世田谷と杉並、大分の小池原、と暮らして、やっぱり奈良の桜が一番に綺麗だと思うもの。奈良っていいなあ。