キムチ鍋のすすめぇ。


ここんところ寒さがぶり返してきましたねえ。寒いときは鍋なんですが。で、鍋といってもいろいろありますが。汗をかきながらハフハフして食べる鍋って、キムチ鍋がおいしいですよね。キムチの他に、白菜、豚肉、豆腐、椎茸、葱などなどを入れるだけで、おいしくなる。もちろん、最初っから昆布を敷いて、出汁はとってあるんですが。カラダが温まるね、おいしいねなどと言いながら、妻は額から汗をダラダラ流している。私も、ときにはセーターなんかを脱いでいる。本当に、キムチ鍋はすぐに温まって、おいしいものだと思っていました。ところが、1カ月前に奈良市からほど近い、木津川市にある八色市場で、土曜日と日曜日の早い時間だけ出しているキムチ屋さんでキムチを買った人からお裾分けをもらった。そのキムチがあまりにもとってもおいしすぎて、その味が忘れられなくって先日の土曜日に買いに行きました。そのキムチを使って鍋をしたのです。これはもう大声で、おいし〜、と叫びたくなるほどおいしい。比べると、普通のスーパーで売っているようなキムチはまるでカスのような味気ないものです。味の本場と言われる、大阪の鶴橋で売っているキムチよりもレベルが高いと思うおいしさです。そんなキムチを使って鍋をするから、おいしいのは当然ですね。どうおいしいかって。とっても辛いけど、とっても甘いのです。シャクシャクと噛めば噛むほど、旨味が口の中に広がってきます。そのキムチはキムチで当然おいしいのですが、鍋の中の白菜や豚肉、豆腐、葱まで、一緒にしっかりとおいしくしてくれるのです。これを食べてしまったからは残念ながら、もうスーパーで売っているようなキムチは食べられないでしょう。大量生産のものは、大量生産ゆえにやっぱりその程度の味でしかない、ということですね。また木津川市の八色市場に行かなくては。