とっくに生産終了、富士フイルムのリチウム乾電池。


先日、リビングに掛けてあるデジタル表示の時計の文字が、時々見えにくくなると妻が言った。確かに見る角度によって見えにくい。つまり、もう時計の電池がなくなりかけて、文字の表示が薄くなっているのだ。そういえば、以前、電池を替えたのはいつだっけ?そんなことはとっくに忘れている。私も、何につけて、古いことは多く忘れるようになってしまった。歳のせいだからしかたがない。妻が言うには、引っ越して、一年くらい経ってから、乾電池を取り替えたという。つまり4年前だ。さっそく、壁から時計を外して、電池の入っているケースを開けた。電池を取り出してみると、懐かしい富士フイルムのリチウム乾電池だった。そうか、これをこの時計に使っていたんだ。だから4年も使えたんだ。この電池を買ったのは、私が大分に引っ越してからだから、もう6年近くなる。その時、東京に行ったときに、ビックカメラで4本1200円くらいで買ったと思う。以前は、4本1420円が販売価格だったはず。このリチウム乾電池は主にデジカメに使っていた。デジカメも、クイックテイク150から、ニコンクールピクス900に代わり、950、990が6年前に使えなくなって、それで富士フイルムのリチウム乾電池も買うことはなくなった。その買い置きをデジタル時計で使っていたんだなあ。で、ちょっと調べてみると、富士フイルムの単三リチウム乾電池は2008年10月付けで販売終了だったそうな。いや〜、長い間ごくろうさま。ところで、今の長持ち乾電池は、どこのだろうね。ゴミになるのは少ない方がいいから。