ラーメンが食べたいから。


先日、ハーベスで買物をしていると、カゴの中にラーメンが2袋入っていた。いわゆる袋ラーメンではなく、生麺タイプのラーメンだ。妻が、「ラーメン、食べたいから」と言う。「チキンラーメン、おいしいよ。出前一丁もいいんだけど」と私が言うと、「インスタントは嫌なの」と妻が返す。ま、嫌いなものはしょうがないけど。東京でのひとり暮らしの時は、よく食べたっけ。特にチキンラーメンを鍋で作るのが好きだった。鍋に450ccの水を入れ、沸騰するとチキンラーメンを放り込み、30秒後に溶き卵を面の上から流し込む。で、1分後に出来上がりというわけ。麺にうまく卵がからみついているのである。でも、今から考えるとチキンラーメンって、ちょっと塩分が高めだね。ま、そんなわけで、塩分の高いラーメンを妻が嫌うのだ。さて、妻のラーメンは、素のラーメンを作ってから、後乗せのトッピングを用意するのだ。ネギ、シナチク、焼き豚、半熟ゆで卵、もやし。さらには、カマボコを入れるという。私の知る限りでは、中華屋では赤い渦が入ったなるとなんだけど。これはすっきりとした醤油系だから、ラーメンというよりは中華そばという感じ。たまには、こういうのもいいねえ。おいしいねえ。そういえば、浜田山駅すぐのたんたん亭の支那そば、いわゆる中華そばなんだけど、おいしかった。高井戸の高架下のあった江戸壱、シンプルでおいしかった。食べたのはもう10年くらい昔だけど、いまでもおいしいのかなあ。妻のラーメンを食べながら、そんなことを思い出した。