軟らかでおいしい、今シーズンの干し柿。


お正月の元旦から縁起物の干し柿を食べ始めています。干し柿というのは長寿への願いだそうで、干し柿の皺を老人の肌に見立てて、そう願うんだそうで、柿の木も長寿の象徴ですからね。干し柿ってつまりはドライフルーツなんだけど、食べていると和菓子の風格がある。この深い複雑な甘さがなんともいえない。干し柿って干している間に、本来の柿に豊富だったビタミンCは失われてしまうんだけど、カロチンやらクリプトキサンチンやら豊富でカラダにいいという。タンニンが多いから、食べ過ぎは良くないけどね。そんなわけで私は1日に1個か2個を限度にいただいております。おいしいよ〜。やわらかいよ〜。そうです、この干し柿は柔らかい。よく売っている干し柿でカチンカチンのがある。そういうのはどうしようもない。なんで我が家の干し柿は柔らかいのか。それは、剥いた柿を干して、段々と乾燥してぎゅっと締まってきた頃から、妻は毎日毎日、柿を揉んでいるから柔らかくなった。干しっぱなしじゃダメなんです。しっかり手を掛けないと柔らかくはならないんですね。ま、今頃言っても遅いでしょうけど。次回は、しっかり揉んでくださいね。