入院初日目のリストバンド。


今回入院して、病室に入ってまずされたのは、このリストバンドを右腕の手首にはめたこと。プラスティック樹脂ののようなもので、自分の名前、生年月日、バーコードが印字されている。半年前の入院ではなかったことだ。なるほどねえ。これなら、点滴時にお名前をおっしゃってくださいとか、いちいち確かめなくても、たとえ意識がなくても患者が特定できる。そうだよね、大きな病院ならばこそ、こういうリストバンドは必要ですね。そういえば、月に一度、父を病院に連れて行くのだけれど、その病院も待合室に人があふれている。診察がはじまる患者さんの名前をそれぞれの先生担当の看護師さんが呼んだり、マイクで読み上げたりするのだけれど、聞き取りにくい人も多いようだ。反応の鈍い人も多くいる。だからこそ、診察を受ける患者さんにリストバンドをはめてもらって、そのバンドに発信器でもあれば、どの患者がどこにいるかを把握できて、呼び出しもスムーズにできるのではないかい。待合室に呼び出す声ばかりが響いて、やがては看護師さんが患者をあちこちで捜しまくっている。そんなドタバタが解消できたら、スタッフの手際もスムーズに行くのではないだろうか。などと、右手にはめられたバンドを見て、そんなことを考えた。ま、明日の手術も、このリストバンドで取り違えられることは決してないだろう。今回で3回目だし、手術担当の先生は2回目だから、間違えることもないんだけど。さて、夕食前にシャワーを浴びて、カラダを洗って明日に備えます。夕食後には、下剤を飲んで、そこからは明日の午前の手術まで絶食。んなわけで、とっと寝ることにする。病院の近くに田んぼがあって、夜は蛙の鳴き声が賑やかなんだよね。