初めて、焼きタケノコを食べた。


写真の左は、木の芽和えです。ありふれていますよね。茹でたタケノコを、木の芽で和えただけのこと。でも違うのは、どちらもとっても新鮮な穫れたてってことです。食べたのは昨日の夕食ですが、タケノコはその午前中にタケノコ農家の人と一緒に掘ってきたばかり。その穫れたてを、直ぐに茹でます。そう、タケノコは収穫したら直ぐに下処理をしないとダメなんですね。それから、そのタケノコも、ほとんどが小さなものばかり。タケノコが地面からむくっと起き上がった、その時ぐらいが、柔らかくって一番おいしい。よくスーパーなんかで、大きいのがデーンと並んでいますが、こんなのはちょっとね。タケノコ掘りで、地面にパッカーンと出ているのはダメで、土がちょっと盛り上がっているくらいがいいそうな。そこにスコップを突っ込んで掘り出すのだそうですよ。はい、そんな、小さくって柔らかくって新鮮なタケノコが妻の下ごしらえを経て、食卓に並びました。さて、右のお皿のタケノコは、ちょっと黒いのが付いているでしょ。焼きタケノコにしたのです。焼きながら中まで熱を通して。一切れ、いただく。しゃくしゃくとして、ほんのり渋みがあって、はっきりした味はないけどこの舌ざわり、歯ごたえがなんともいえません。次は、生姜醤油にして、いただく。生姜の風味がしっかり効いて、たけのこはしゃくしゃくと。これが、とってもおいしい。木の芽和えと交互にいただくと、贅沢な味比べですね。今年も、タケノコ三昧に感謝です。それから、木の芽をくれたお隣にも感謝。そう、お隣の庭には山椒の木があるのです。だから、妻は一声かけて、木の芽をいただいていく。当然、妻が掘ったタケノコは、お隣さんにもお裾分けが行っているのです。おそらく、お隣も昨晩はタケノコだったでしょうね。