陸が太って、41キロを超えた。


この前から、陸の左前脚がびっこの状態で、ちょっと心配でした。で、ちょっとひどくなったのです、とうとう動物病院に連れて行くことになりました。妻がひとりで陸を連れて行くかと思ったんだけど、できれば私が一緒の方がいいというので、私も一緒に行った。妻が、先に病院の自動ドアを入って、私が陸を連れて入る。そこから、バトルは始まった。妻が、中に入ったのでしょうがなく陸も入ったのが、そこが病院だとわかると、ひたすら入口のドアを目指して、逃げようとする。私は、懸命に陸のリードを抑える。もう、私は転びそうです。他のワンちゃんたちと一緒の飼い主さんたちは、その犬たちもすべて大人しく待っているのに、陸だけハーハーゼーゼーと逃げようとしている。みんなの視線を集めています。妻の手続きが済んで、二人並んで椅子に腰掛け、その下のスペースに無理矢理、陸を押し込んだ。やっと落ち着いたようです。なるほど、妻がひとりじゃ大変だったわけだ。で、比較的早く、陸が呼ばれた。診察室に入ると、また陸は逃げようとする。バトルが再開です。とにかくドアを目指して突撃する陸。こちらは私、妻、先生、助手さんの4人で防戦体勢。むりやり、陸を抱え上げて、診察台に上げた。この診察台は、体重計にもなっている。表示された体重は、なんとびっくりの41キロ。いままでの最高記録です。さらに、去年の血液検査の結果が出ていた。肝臓の数値が上がっているとのこと。やっぱり、びっこも、肝臓の数値上昇も、すべては太り過ぎだったんだ。4年前に計ったときは、36キロ台。去年の5月は39キロ台。本当に、カロリー制限をしないとやばいことになりそうです。脚のレントゲン写真も撮ったけれど、目立った異常はない。ただし、写真撮影で、陸はすごく暴れたらしい。だから、もっと精密な撮影をしたいといけないらしいけど、陸はあばれて、とても無理。つまり、全身麻酔をかけて、完全に眠らせでからでないと撮影はできないという。う〜ん、考えておきましょう。でも、そんな撮影をして、何がわかるんだろうか。それがわかったからって、どうなるんだろう。そんなことをしみじみ考えてみた。陸も13歳だからねえ。