陸のびっこ。


去年、12月の後半当たりから、よく横になって寝ている陸だが、目が覚めて起き上がって、歩き出すときにびっこをひいている。なんでだろう。これは、あれかな。そう、あれですよ。きっと、あれ。なんて、言葉を思い出せない老人みたいですが、じっと座っていると脚がしびれていて、直ぐには歩き出せない。ちょっとよたよたした感じで歩き始める。そんな状態なのかな、と思っていた。もう陸も13歳で、高齢犬になったのだから、そんなこともあるのかな、と勝手に決めつけていた。ところが、今年に入って、夕方の散歩の時も、歩いて30分くらい経った頃からびっこをひきはじめた。これは、単なる老化でもない。脚のしびれでもない。で、先日、陸の左前脚をていねいに触っていた。すると関節から2センチくらい上の裏側におできのようなふくらみがある。軽く触ると、陸の口元がちょっと引きつったような。もちょっと強く押す。キャウ、とひとこと鳴いた。今度は、妻にバトンタッチして、いろいろと確かめてもらう。どうも、びっこの原因はそこだったようだ。で、妻はすかさず湿布薬を脚に巻き付けた。1年くらい前にも脚を痛めた箇所と同じ場所だという。その時、病院に連れて行ったのだが、結局は痛み止めの注射だけだったらしい。根本的な治療は、やっぱり陸の体重を少しでも減らさないとだめなんでしょうね。そういえば、散歩の時に、シェパードは珍しいですねと声を掛けてくださる人がいます。でも、陸をしげしげ見つめて、ちょっとおデブちゃんかな、などと。そうなんです。太りすぎ。中年太りを通り越して、老人太り。妻もそうですからね。で、同じように、脚の膝が痛いと言っている。あ〜あ、飼い主も、飼い犬も同じことになっている。ま、せめて私だけは、太らないように注意しないと。タバコを止めてから、徐々に体重が増えているんだけど、どこかで歯止めをかけないと、と思っている。みんなで、ダイエットしなきゃ〜ね。