久しぶりの平城宮跡。


車では時々、大極殿の横を通るのですが、平城宮跡に立ち寄ったのは、久しぶりだった。そもそも、1週間くらい前の私たちが出掛けるとき、突然に陸が玄関で私たちの前に立ちはだかった。ぼくも連れて行ってよ、と言わんばかりにね。そういえば、長い間、陸と車で出掛けていないね。妻と話して、できるだけ早く、連れて行ってやろうか、と言うことで、今日になった。今日の午前中というのは、父親を病院に連れて行く日だった。で、その午前中に父を乗せて、車で走っているときに、今日は天気がいいね、と。ほとんど雲に覆われることもなく、おまけに季節風も吹いていない。病院の診察が終わって、ファミレスの食事が終わった後も、まったく天候が変わる様子はなかった。じゃ〜、帰って、3時になったら、陸を連れて出ようと。

久しぶりの陸は、うれしそうでした。大極殿があって、ほかはなんもない原っぱ。おっと、ところどころにトイレが設置してあります。そういえば、大極殿入口横にも、簡易トイレが置いたままになっていたなあ。それと、木製のベンチが増えている。これも、遷都1300年祭の名残か。ま、陸にはまったく関係がありません。ただ、当たりを必死に嗅ぎ廻るだけ。時々、草を食べるだけ。そろそろ4時で、日はかなり傾いているんだけど、風もなくわりと暖か。一緒に歩いている妻は、汗をかいていた。でも、平城宮跡って、ほとんど平らだよね。ついでに、平城京跡も真っ平らなんだよね。あんまり真っ平らだったから、都がなくなった後は、田んぼとか、畑にしやすかったんじゃないかな。などと、平城宮跡で思う。本当は、どんな宮殿があったのやら。