関西のおばちゃん。


ほんの一泊旅行だが、妻はいろいろな話をしてくれた。その中で、印象的なお話し。バスタオルである。旅館に着き、部屋に通されると、浴衣やバスタオルが用意してある。その旅館もそうだったらしい。で、大浴場に行ったとき、その大浴場でも、部屋にセッティングしているのと同じバスタオルが、脱衣所にも用意してあったという。で、その場所で、一緒に旅行に行ったご近所さんは、バスタオルもお持ち帰りになったそうな。まあ、一枚くらいだったら、わかんないんでしょうけど。記念かな。朝食はバイキング形式だったそうな。ご近所さんは、よく食べる食べるで、妻はびっくりしていた。で、その時に、スティックに入った海苔の佃煮が何本かテーブル上に容器に入れて用意されていたらしい。で、それもすべて持って帰ったんだって。私は、その話を聞いて、笑ってしまった。これこそが、厚かましい関西のおばちゃん、だったのですね。がめつい、というより、むしろあっけらかんとした可愛さ、可笑しさを感じるのは、私もだんだんと関西に馴染んできたからかなあ。関西のおばちゃんって、いっぱいいるんですね。びっくりしたあ〜。