「奈良にうまいものなし」を考える。


なんで、奈良には旨いものがないんだろう。私が物心がついたときから、そういわれていた。様々な説があるが、文豪の志賀直哉大先生が奈良に住んでいたとき、随筆の中で奈良は、食い物はうまいもののない所だ、と書いたからだと言われているそうな。確かに+そうかもしれない。でも、私の見解はちょっと違う。それは、奈良の人は、うまいものがわからない、からなんだと思う。私も含めてね。だって、こんなにおいしくない料理を出す店が、なんで流行っているの。と思うくらい、そんな店の駐車場がいっぱいで、客が次々に入ってくる。信じられません。だから、奈良の人は、味オンチだと思っている。ちねみに、さすがに私たちは二度とそのお店のチェーン店に行ってはいません。

だから、ミシュランの星がついた奈良の店は、2号店、3号店などの支店を持たない1店限りの店が多い気がします。そういう支店を出すと、味が落ちるといわれていますからね。のれん分けで独立する場合は別だろうけど。星三つの和食の店も、奈良の老舗料理旅館から独立した人の店みたいだからね。ちねみに、その老舗料理旅館や、一流ホテルのレストランは選ばれていませんでしたね。たぶん、本当においしくなかったのでしょうね。もひとつ。奈良の人って、料理の値段が高ければ高いほどおいしいと盲目的に信じる人が多いようです。1万円の料理だから、2万円の料理だからおいしいはずだと。そんなバカなことはないんだけどね。

改めて、奈良市あやめ池南の彦衛門さん、一つ星獲得おめでとうございます。決して驕らないで精進してくださいね。これから、混むだろうな。おいそれと入れないだろうな。決して値段を高くしないでくださいね。

食べログの彦衛門紹介
http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290102/29000184/
彦衛門のホームページ
http://www.hikoemon.com/