久しぶりに着てみた、コンブキッドのTシャツ。


久しぶりに、薄いオレンジ色のTシャツを着ました。といっても、毎年必ず着ている。胸にはサーフボードを持った男の子のイラストが描かれて、KOMBU KIDのロゴが。首回りの布地はぼろぼろになっているけど、その他は穴もなければ、綻びひとつない。これはどこで買ったのか、もう忘れちゃったけど、30年以上も前に手に入れたTシャツ。つまり、私が20代の頃だった。東京に出て、やっと仕事や暮らしにもなれて、いろいろとウエアも揃えた頃かもしれない。その頃は、別にサーファーってわけでもなかったけど、とにかく爽やかなというか、爽快な色使いや柄が好きだった。人からは、まるでオレンジジュースをこぼした様な柄だな、と軽口も言われたが、こぼした、という感じが好きだった。生地もキメの細かなタオル地のようになっていて、綿100%ではないけど、肌ざわりが好きだった。首回りがボロボロなので、そのままでは外に着ていくと恥ずかしい。だから、暑いときの散歩で、首にタオルを巻きながら歩いている。そうするとボロが目立たないでしょ。そう、30年以上経っても、飽きのこないガラなんですよ。着心地もいい。おまけに丈夫だし。まだ、5年、10年着られたりして。最近、そんな、着たいウエアが売っていないんだよね。


今度は、蒸し暑い日が続きます。

ちょっぴり心配な雨が2日ほど続きました。昨日の奈良市内は大したことがなかったのですが、南の山間部が気になります。洪水の被害などがありましたからね。おとといの散歩ですが、小雨が降る中を歩いたのだけれど、陸はすることをするとさっさと家の方を向いて歩き出した。ムッとした天候だったので、陸も不快に感じたのか、たった20分ほどで家に帰ってしまった。昨日も、相変わらず時折傘を差す雨模様の中を歩いた。この日も湿度が高く、奈良の最高気温は30度を超えていた模様。ムッとする陽気だった。30分ほど歩いて池の畔に出た。池の畔は空気が違うんですよ。池の水が、周りを冷やしているというか、ちょっぴり涼しい。暑いときに池の側を歩いていると、ホッとするんですね。奈良って池が多いから、いいですよ。そして、池の畔にある家がうらやましい。で、この日の帰り道、雑草まみれで砂利が敷いてある駐車場ですることをすると、陸はペタンと伏せをした。雨に濡れた砂利の上、ひやっこくて気持ちがいいんだろうな。通りを歩く人が、チラチラと陸に視線を投げかける人がいる。ある人は無表情に知らんぷり。ある人は微笑みながら陸を見る。でっかい犬と驚く小さな子ども。陸が自分からペタンとすることはなかったんだけど、陸も歳をとったのかな。私も歳をとりました。

ところで、年と歳。私の使い分けは、合っていたのだろうか。ある人の説明に、年は、作物の稲が稲が実って、一期作だとして次に実る時までの周期を表している。歳は、一期作だとして、作物を刈り取る回数を表しているそうな。年は年数や年号を表し、歳は人間の年齢を表すんだそうな。他にもいろいろな説明があるけど、概ねそんな感じだそうな。なるほどねえ。