なんてこった、台風接近。


暑いね、暑いねといいながら、なでしこたちの活躍が終わってみれば、いつの間にか台風による雨が降り出していた。西日本を目指して、台風6合がまっしぐらに北上している。大丈夫かい、日本。今度は、アメリカが相手ではなく、自然そのものの台風だからどうしょうもないねえ。でも、この天気のおかげで、今日はエアコンもなし。扇風機も必要なし。ちょっぴりムシムシしているけど、まあ過ごしやすい一日です。

今日の晩ご飯、おかずの一品は、かつおのたたき。妻ならではの、薬味たっぷりでいただきます。そこへ猫の殿が上ってきた。妻が、かつおのたたきを小さく千切って一切れ差し出すと、匂いをくんくんしながら、パクリとかじりついた。この前、別のスーパーで買ったカツオのたたきは全く食べなかったくせに、今日のは食べるのかい。つまり、今日のカツオのたたきは鮮度が良くっておいしいというわけなんですね。わかりましたよ、殿ちゃん。今度から、カツオのたたきはこのスーパーで買いますから。本当に殿は、おいしいものしか、食べません。まさに、味の鑑定人です。ちなみに陸は、殿が食べなかったカツオのたたきも食べたっけ。ま、いいかっ。


凄いです、なでしこニッポン。いよ〜、世界一。

まずはじめに。私は、なでしこジャパンという言い方は好きじゃなくって、なでしこニッポンという言い方にしていますので、あしからずご了承ください。ま、とにかく、やりましたね。誰もが、感動したはず。見ていた人はね。これって、ライブで見るから感動するのですよね。録画再生とか、ニュースで見ていると、そのドキドキ感が全く違うのですよ。

私が単純に考える、日本がアメリカに勝つ方法は、ひとつだけ。耐えて忍んで、前半を0-0で逃げて、後半も35分くらいまで耐えて、終了10分以内になんとか1点をもぎ取って逃げ切ること。アメリカと実力差がある日本は、これしかないと思っていた。で、試合は思惑通り、前半は0-0でなんとか無事に済んだ。ところが、後半になって、とうとうアメリカに1点を許しちゃった。もうこれで日本はダメだと思った。これでアメリカは波に乗って怒濤のようにせめてくるだろうと。ところが、意外と日本はしっかり耐えている。ひょんなチャンスでアメリカのゴール前に入り、クリアミスのボールが日本選手の前に出て、これが決まった。同点。

しかし、アメリカは体力がある。延長に入ると体力の差が出てしまう。だから今のうちと思ったが、日本は90分以内には追加点を奪えなかった。延長突入。延長の前半で、アメリカに決められる。これで、もうだめか。しかし、延長終了の3分前に、コーナーキックから日本がゴール。延長の間に、点を取らないと日本は勝てない。しかし、チャンスは作れずに、とうとうペナルティー戦に。こりゃ、日本はだめだ。だって、キック力とか、体力、精神力とか、基本的な要素はすべてアメリカの方が上回っているんだもん。ペナでは日本は勝てっこない、そう思っていた。

ペナが始まってみると、アメリカの1本目が、キーパーの足にはじかれた。日本は決めた。アメリカの2本目が、大外し。むしろ、アメリカの選手がガチガチになっている。これではアメリカは勝てない。つまりは日本が勝つ、と私は確信した。あれま、日本の2本目を外した、というよりキーパーにつかまっちゃった。この日本の選手も、顔がこわばっていた。緊張でガチガチで脚が動かなかったんだろう。アメリカもそうだった。後は見ての通りで、なんとPK戦の勝利。いや〜、凄いことですよ。これで、女子サッカーにも人気が出るといいですね。なんといっても、日本女子は、サッカーの世界一ですから。ただ、これからいえることは、アメリカも、ヨーロッパも、南米も、目の色を変えて強くなってくることでしょう。だから、日本ももっと強くならないと、世界を相手に太刀打ちできないよ。