明日は、雨かな。


奈良では、この一週間はほとんど雨の気配もなく、人と会った挨拶は、雨がほしいですね、という願望が先に出る。暑いですね、を、通り越している。幸いにして、まだ奈良は猛暑日がない。熱帯夜も1日だけ。大阪などは、7日連続の熱帯夜だという。暑苦しいもんね、大阪は。そんなわけで、大阪と比べると、奈良は暑さがマシだが、それでも暑いことにはかわりがない。

食欲も、ちょっとげんなりするのだが、妻が作ってくれたのは、素麺です。でも、私が子どもの頃の冷麺というのは、ひやむぎがほとんどで、素麺というのはめったとなかった。ひやむぎがどわっとザルの上に盛られ、冷や麦の上には、氷が乗っかっている。それによって、冷や麦の乾燥を防ぎ、ザルの下は大きなボウルで、氷から融けた冷水を受けとめている。たぶん素麺は高級品で、ひやむぎは庶民の食べ物だったと思う。そういえば、最近、ひやむぎって見なくなったなあ。

さて、その素麺を覆い尽くしているのは、しいたけ、キュウリ、えび、錦糸玉子、かにかま、そして、もずく。このもずくがなかなか旨かった。最近、私はもずくに凝っているのです。小さなカップものではなく、500グラム以上はいってものをまとめて買っちゃう。こうやって、素麺に混ぜてもおいしく味わえるのです。なんといっても、もずくは食物繊維のフコイダンがたっぷりなんですね。ま、フコイダンには様々な効果が言われていますが、この暑い時期には、ぬるぬるでつるつるした食感のいい食べ物が良いということです。フコイダン、じゃなくて、もずく、お試しください。

冷や奴も、素麺と同じ薬味でいけちゃいました。あさつき、茗荷、梅肉、しそ、しょうが。そういえば、海苔がなかったね。そういえば、かつお節がなかったね。これだけ薬味が揃っていれば、十分ですから。冷や奴に梅肉って、酸っぱそうですが、結構サッパリして、ほかの薬味が引き立つのですよ。



無茶苦茶な判決。転倒死亡で、少年の親に1500万円賠償命令。
校庭から車道に飛んできたサッカーボールを避けようとして、バイクに乗っていた当時87歳の男性が転倒した。で、脚を骨折してから認知症の症状が出るようになった。骨折した翌年には、誤嚥性の肺炎によって死亡した。このサッカーボールを蹴り出した、当時小学5年生の少年に過失責任はあるのだが、少年は未成年なので、親に1500万円の賠償命令を課したそうな。なんか、ちょっと変すぎる判決ではありませんか。ちなみに、この判決を下したのは、大阪地裁です。大阪って、ちょっと変な街ですよね。自動車が人を引きずって死亡させたり、ひったくりの事件が異常に多い街でもあります。先日は、維新の会が、教職員に日の丸の起立を守らせるとか。大阪って、街の上空に飛行機が突っ込んでくるから、人間としての感覚もおかしくなっているのではないだろうか。

それに、子どもが学校の施設で、サッカーをしていたのであれば、施設を管理する学校、および県や市がある程度の責任を負うべきではないか。それにしても、本来は請求額が5000万円だったそうな。この亡くなったご老人の遺族も、なんだか金の亡者のような気がする。そもそも、87歳の男性にバイク運転を認めさせること自体、県の警察にもなんらかの責任はあったのではないか。おっと、事故は愛媛県であったそうです。もし、20歳代くらいの人が、バイクに乗っていれば、飛んできたボールを上手に避けたはずである。で、判決として、少年の親だけに1500万円もの大金を賠償させるって、やはり大阪の裁判所は狂っているとしか思えない。その狂っているのが、大阪のいつもの感覚だとすれば、あんまり大阪には近づきたくないねえ。大阪は、なんて恐ろしい街なんだ。暑さにやられて、大阪は狂いだしたとしか思えない判決でした。暑いから、打ち水をしましょうね。