予定より早く、退院できました。

実は、昨日の午前中に退院しました。入院期間は10日から14日くらいと聞かされていたので、6日間の入院だけで開放されたのは、とてもうれしい。というわけで、今は自宅のパソコンの前で、こうしてブログを書くことができる。ありがたいことです。ところで最長は2週間と聞かされていたので、どうやって入院期間を過ごそうかと、いろいろ考えた。普段の生活って、ほとんどパソコン漬けでネット漬けの毎日だ。それにテレビでは地上波だけでなくBSやらケーブル放送の恩恵も受けている。だから、病院にパソコンを持ち込んでもネットがなければしょうがない。無線ランなどあるはずもないから。テレビもこの際見ないでおこうか、と。で、入院中の持ち物は、国語辞書とノート、図書館で借りた文庫本。後の読み物は、妻が持ってくるその日の朝日新聞朝刊だけにして。ま、基本的に、辞書を片手に漢字の練習でもしてみるかと。最近はパソコンに頼るあまり、漢字もろくすっぽ書くことができない自分がいる。そういえば、ボールペンで字を書くことだってほとんどしない。だから漢字が書けない。ちなみに、私の診療科は、ひにょうきか。ひ、って、ひみつのひ、ではないわいな。そして、私の患部は、ぼーこー、なのです。ひにょうきか、ぼうこう、をするすると漢字で書ける人って意外と少ないのではないでしょうか。かくして私の入院生活は始まりました。「かくして」、だって、漢字では「斯くして」と書くんですよ。

病院に到着したのは午前8時30分。いろいろな手続きを経て、麻酔科の医師とも話をして施術は全身麻酔に決定。その方が、疲労感もないらしい。病室に案内されたのは10時を過ぎていた。いざ、4人部屋の病室に入ってみると、なんとテレビがない。案内の人に聞いてみると、テレビを見たい人はレンタルするのだそうな。なるほどねえ、これはなかなか良いシステム。大部屋でテレビって、結構、鬱陶しいのですよ。近年の私は入院の経験がないのだけど、父や母の入院の際に、何処の病院でもテレビは置いてあった。母の入院の場合は、母は見ていないんだけど、見舞っている父が退屈するからねえ。で、4人部屋の窓際だったので、ラッキーでした。ベッド廻りが明るいから手書き文字練習には、いい環境ですね。などと思いながら、妻はてきぱきと私に必要な荷物を、収納棚の中に整理してくれている。で、私は浴衣に着替えた。そう、パジャマではなくって、浴衣なんですね。そう指定されていましたから。で、暫くすると、担当の先生が来て、明日の検査というか、経尿道的膀胱腫瘍切除術は午前9時30分からで、所要時間は1時間を少し超えるくらいになるということだった。ふ〜う、どうなることやら。不安が募ります。