禁煙に伴う、頭の中のもやもや。


禁煙してから34時間が経過しています。正直言って、1本くらいは軽く吸おうかな、と思っていたんですよ。でも、妻の顔を見ると吸えない。吸っても決して怒らないでしょう。どうせなら、いけるとこまでいってみようかと。でも、別に我慢比べじゃないんですよ。どう言えばいいのかな、この感覚。そうか、手を出しちゃいけない、という感覚。手を出せば、その瞬間に悪の組織に染まってしまう、みたいな感覚。おいおい、タバコを吸う奴は、悪の集団かよ、みたいに突っ込まれそうですね。万引きみたいな感覚かもしれない。違うか、私は万引きをしたことがないから。そうか、嫌煙者って、喫煙者を悪の集団のように見ていたのですね。だから、突き上げが非道いんだ。駅のホームで吸えなくなったし、いずれ電車内でも。学校をはじめ、公共施設はすべて禁煙になってしまいました。タバコや原発放射能は叩かれても、自動車やバイク、工場や火力発電所排気ガスは叩かれないのですね。人の健康に対してはどっちもどっちだと思うのですが。

もし、このまま、私がタバコを吸わなくなったとしたら。じゃ〜、今までのタバコ人生はなんだったんだ、ということになる。私は高校生時代はもちろん吸っていなくて、予備校に行き始めてから吸うようになった。始めは、チェリーでした。やがて、いつの間にか、ピースになった。ピースの香りがいいんですよね。実は、父がピースを吸っていたんですよ。その影響かもしれない。血ってあるんですよね。学生時代って、みんながタバコを吸っていた。麻雀をすれば、徹マンになり、それぞれの灰皿は堆くなっている。そんなみんなも60歳が近くなって、ほとんどがタバコをやめてしまいました。で、タバコを吸い続けてきたメリット、デメリットってなんだろうか、と思ってしまった。ま、そんなことを後悔もしていませんが。そのようなことも考えてしまいます。それは、いずれ。ま、私も、もうちょっと禁煙、試してみますか。そんな感じです。で、今日も、タバコを吸わずに寝ます。