なつかしうれしのおみやげ、名古屋のきしめん。


もう、友達ご夫婦は帰っちゃったんだけど、いただいたお土産の中に、きしめんがあった。その他、いろいろいただいた。赤味噌八丁味噌金山寺味噌。みんなで飲んでしまったけど、ねのひの原酒や吟醸酒。これは、おいしかったです。日本酒はひさしぶりだもんね。酒粕もあった。でも、とりわけ、きしめんはうれしい。私が、初めてきしめんと出逢ったのは、学生時代。大阪から、南小谷の栂池まで、スキーに行くとき、急行白馬に乗って、ちょうど夜中頃に、名古屋駅に10分ほど列車は停止する。その間だった。長野県まで、急行で行くのなら、名古屋のホームで降りて、ホームの端っこに立ち食いのきしめん屋があるから、そこで食べるべし、と旅行好きの友人が教えてくれた。で、はじめてホームに降りて、立ち食いのきしめん屋に走る。すると、ちょっと色が濃いめの出汁に、うどんを平たく伸ばしたようなきしめんと、薄揚げ、青菜、たっぷりのかつお節がかかっていたと思う。それが、おいしかった。慌ただしく食べて、列車に戻り、どどどどというディーゼルの起動音を子守歌に、眠りについて、あとは雪国へ。だから、その後のスキー時は、名古屋駅に降りて、きしめんを食べるのが、旅の常だった。

なぜか縁があって、社会人として名古屋で働いた。サラリーマンだから、立ち食いだって利用します。食べるそのうちに、きしめん派になっていた。うどん屋というか、麺類の店に入っても、やはりきしめんが多かった。薄揚げが入って、ほうれん草もある。でも、魅力はたっぷりのかつお節入れることによって、このかつお節のいい匂いが食欲をそそるのでしょうね。2年間、私は名古屋で暮らして、その後、奈良に1年帰って、後はずーっと東京暮らしだった。東京は、基本的には蕎麦です。ま、たまには、うどんも食べるが、麺類としては、ラーメンにつぐのは、蕎麦だろうね。でもね、東京を離れて4年の私ですが、本当においしかった蕎麦屋って少なかった。だから、東京の人ってかわいそうだよね。情報ばかりが多くて、どこがおいしい。どこが新しい。そんなことに振り回されて、結局おいしいものに巡り会えていないのかも。そんなわけで、私の頭の中からは、長い間、きしめんという概念がすっぽり消えていた。おみやげのきしめん。それを目の前にして、このように、様々な過去のイメージが頭の中をグルグルと回っています。まだ、眺めています。涎です。おいしさの創造力を、高めています。昨日、妻は、名古屋の友人を送っていった帰りに、なんとかつお節を買って帰りました。いよいよ、楽しみです。かつお節たっぷりのおいしいきしめん。私のヨダレは最高潮。本当に、ありがとう。レポートは次回に。



タビオの靴下1足1000円は、高すぎる。
最近、靴下にはこだわる私です。何でか。それは、しばらくはいていると、直ぐに穴が開いて、頭に来るから。今履いているヘインズの白いカジュアルソックスも穴が開いたまま。ヘインズなのに中国製で、3足1000円です。もう二度とヘインズ製品は買いません。

で、昨日、テレビ東京系の番組、カンブリア宮殿に靴下を商う人が登場していた。タビオという会社で、靴下屋というショップで、1足1000円以上の靴下を販売している。ビジネスソックスは1400円。高すぎる、と思うんだけど、これが売れているらしい。1日中履いていても、靴下が全くずれないらしい。そうですよね、いい靴下は履き心地が断然違う。でも、高すぎますよね。

タビオの靴下は、もちろんメイドイン・ジャパンです。番組の進行と共に、さ〜て、どこで製造されているのかな、と思ったら。やっぱり私が今暮らす、奈良県です。そうです、奈良県は靴下の生産が日本一で、香芝市広陵町などの地域に靴下工場は集中している。タビオは、奈良県香芝市にある関屋メリヤスという会社で主に製造しているみたい。そうか、メイドイン・奈良産の靴下。でも、1足1000円以上は、ちょっと手が出ない。

実はです、4月23日・24日の土日、奈良県広陵町竹取公園で靴下の市、というのが開かれるのです。なんといっても、タビオのような品質の高いメイドイン・奈良産の靴下を買えるのが魅力ですよね。靴下以外にも、いろいろのものが売っているらしいですよ。「靴下の市&地域特産品交流フェア」は、朝の9時から午後3時30分まで。私も、この日は買いに行きますから。