どうして、ミネラルウオーターがなくなるんだろう。

私は、関西の奈良に住んでいる。今日、スーパーに行くと、相変わらずミネラルウオーターの棚は、空っぽの状態。ま、南アルプス天然水だろうが、森の水だよりだろうが、売っていなくても、我が家は何の不自由もありません。だって、私たちは、そんな水を買うことはないですから。奈良ってね、昔は水がとってもおいしかったのですよ。20年くらい前は、正月に東京から奈良に帰ってきて、最初にすることは、水道水の水を飲むことでした。はるばる帰ってきて、のども乾いているからね。それに、冬のキーンと冷えた水はおいしかったから。ま、それより、東京の水はおいしくなかった。でも最近は、奈良の水も多少はおいしさがいまいちですが、それでも十分に飲むことはできます。

我が家の飲料水は麦茶。ティーバックに入った麦茶を二袋、たっぷりの水道水が入った寸胴鍋に放り込んで、後は沸騰させるだけ。夏は麦茶というご家庭も多いでしょうが、我が家は一年中麦茶です。だって、ティーバッグの麦茶が54袋入って278円。一回の麦茶のコストは、10円くらいで、2日から3日くらいは麦茶が飲めますから。ほら、お得でしょ。東京に住んでいたときも、おいしくない水道水を沸騰させて、それを冷やしてから冷蔵庫に入れて飲んでいた人がいました。そうすると、まずい東京の水も、多少は飲めるくらいになると。みんな、面倒なんだろうな。水道水を、いちいち煮沸することが。だから、煮沸するついでに、麦茶にすればいいんです。ただし、3日以内に飲める量にすること。夏場なら、1日とちょっとで水は悪くなりますから。その度に、煮沸すればいいんですけど。

結局は、今の日本の人はどんどん、ものぐさになっている。手間暇をかけることをしなくなった。だから、水道水を煮沸することより、安易にミネラルウオーターを買い求めてしまう。もっと、皆さん、できることで、ひと手間かけましょうよ。そうすれば、ミネラルウオーター不足が解消しますよ。ところで、関西で節電してもしょうがない、という人もいますが、やっぱり節電しましょう。節電によって、去年より50円安くなったなら、その50円を義援金にすればいいのです。やっぱり、日本はパニックになっているんだなあ。タバコもないし。