桜が、まだ、咲かない。


今日は、ちょっぴりホッとする暖かさ。でも、近所を歩いてみると、まだ、桜は咲いていません。今日の朝、妻は陸といつものように散歩したけれど、道の雑草や土には、霜が降りていたという。そうなんですよ、3月28日の朝の最低気温は、奈良市で氷点下2.7度。日中の最高気温は14.2度と暖かかったけれど、夜はとっても寒かったのですよね。平年ならば、最高気温は15.2度の、最低気温は3.7度です。夜の冷え込みが、半端じゃないですよね。これじゃ〜、なかなか桜も咲かないし。

そういえばですよ、この時期には筍が現れてもいいはず。それが、一向に。地表が冷えているのです。だから、筍も、なかなか地表に出る気にもなれないのかもしれません。今日は霜が降りていたから、妻のツクシ摘みも散々だったようです。ツクシの頭が、霜焼けで黒ずんでいる。これは、ダメですね。ま、ツクシや筍が残念なのはしょうがないです。でも、農家の人々が育てている野菜とかが、順調に育ちますように。

写真は、去年の3月22日に撮影したものです。もちろん、今年はこれらの木は蕾のままです。去年の夏は、異常に暑くって。冬は、結構寒くって。そして、あんな恐ろしいことが起こって。春の訪れも、去年よりも遅い。早く、どこの地域にも、心地良い季節が訪れますように。




東京電力社長は、コストカッターと呼ばれる清水正孝さん。
今の社長さんは、経費削減に力を入れた社長さんだそうな。ウキペディアによると、資材部長の時に、東京電力の制服を中国製に変えて、3億円の調達費削減に成功したそうな。でも、制服を中国製に変えて、衣類の通気性とか、動きやすさの機能性、なによりも一番大事なのが耐久性。価格が半分でも、耐久性も半分ならゴミは2倍ってことですよね。

で。さらにウキペディアによると、発電所の60数万店の部品などの調達方法を見直し、調達費を4割削減したとか。ふ〜ん、徹底的に削ぎ落としたのですね。でも、その結果、安全が揺らいだとしたら。なんか、あんまり公の場に姿を現していないようですね。被災地のお見舞いも、副社長が行って、県には拒否されていました。なんで社長が、直々にお詫びの挨拶に行かないのでしょうか。

この東電社長の清水正孝さんは、経費削減に長けても、原子力の危機管理は理解できてないのでは。ひょっとして、福島第一原発も、部品交換するたびに、年々粗悪なものなってたりして。価格を押さえ込めば、下請だっていい製品は作れないのだから。

このように東京電力は、経費を抑えることばかり考えていたのでしょう。これだったら、原発の危機管理に対しても、そこまで想定していなかったのは当然ですよね。でも、危機は起きてしまいました。放射能被害は拡がっています。農家、畜産家は、生計が成り立ちません。東電が何をすべきか。もう役員報酬のカットでしょうね。当然、避難住民の受け入れ、補償は即座にするべきです。それこそ、東電の社長や役員は、自己資産を売却してでも、原発被害者の補償にあたるべきだと思うのですが。東電社長の清水正孝さん、何してるんですか。引きこもっている場合では、ありませんよ。過労だなんて、現場で原発沈静化に懸命な作業をしている、下請け会社の社員をどう思っているのでしょうか。原発の現地に、何で行かないかなあ。社員もたぶん頑張っていることでしょう。株主だって、できることをしなきゃ〜ダメですよ。これだけ、世の中に迷惑をかけたのだから、株主配当なんかとんでもないことですよ。これからは、コストカッターではなくて、安全を一義に考える経営者に変わってください。他の電力会社もそうですよ。14メートルの津波で、放射能の大災害になりました。他の電力会社は、これからは20メートルの津波を想定して、安全対策を実施してください。

それにしても東京電力社長の清水正孝さん、体調不良なんて言っている場合ですか。経費を削減しすぎての体調不良ですか。経費を削減しすぎて、一向に原発事故が解決しないことに後ろめたさを感じての体調不良なのかも。経営のトップなら、とっとと表に出てきて、企業説明を果たしなさい。原発現場では、作業員が命をはって復旧作業をしているんですよ。0時39分現在東京電力720円で前日より126円安。もうすぐ期末決算でしょうが配当だすより、いますぐ農業、漁業、畜産業補償に取りかかりなさい。彼らだって生活がかかっているのですから。